土用

土用

どよう

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意味・由来

立秋の前の十八日間を指す暦の言葉で、一年で最も暑さが厳しい時期です。この期間の丑(うし)の日には鰻(うなぎ)を食べるなど、厳しい暑さを乗り切るための様々な生活の知恵や風習が根付いています。体にしんしんと堪(こた)える、重苦しい暑さを伴います。

この季語で詠むコツ

「暑くてたまらない」という苦痛の吐露になりがちですが、土用干し(衣類や本を干すこと)に見る生活の細部や、土用波と呼ばれる海岸の荒々しい波、あるいは暑さをやり過ごす静かな時間など、土用ならではの固有の事象を描写することが重要です。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 時候:炎熱、熱帯夜
  • 地理:砂浜、干潟
  • 生活:鰻、虫干し

傍題

土用波(どようなみ)、土用干(どようぼし)

「土用」の俳句例 (5件)

土用干うその鎧もならびけり
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
亡き人の小袖も今や土用干
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
出陣に似たる日もあり土用干
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
かけて置く拂子や智慧の土用干
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
白無垢の一竿すゞし土用干
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「土用」の詠み

土用干し

本の頁に

海の色

土用かな

本の匂ひを

畳む午後

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