蟬
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意味・由来

夏の暑さを象徴する昆虫です。種類によって鳴き声や出現時期が異なり、初夏のニイニイゼミから、盛夏のアブラゼミやミンミンゼミ、そして晩夏のツクツクボウシまで、その鳴き声の移り変わりは、夏の深まりと終わりを私たちに強く印象付けます。

この季語で詠むコツ

単に「うるさい」「夏らしい」とするのではなく、蝉の種類による鳴き声の質感の違いや、夕暮れ時にピタリと鳴き止む瞬間の静寂、あるいは抜け殻(空蝉)に宿る命の痕跡などに着目すると、独自の詩情が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

傍題

初蝉(はつぜみ)、油蝉(あぶらぜみ)、みんみん、つくつく法師(つくつくぼうし)

「蟬」の俳句例 (5件)

閑さや岩にしみ入る蝉の声
松尾芭蕉『おくのほそ道』
やがて死ぬけしきは見えず蝉の声
松尾芭蕉『猿蓑』
いでや我よき衣着たり蟬衣
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
頓て死ぬけしきは見えず蟬の聲
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
聲に皆なきしまうてや蟬の聲
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「蟬」の詠み

蟬の声

校舎の壁を

厚くする

蟬しぐれ

釘一本の

廃屋に

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