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意味・由来

夏の暑さを象徴する昆虫です。種類によって鳴き声や出現時期が異なり、初夏のニイニイゼミから、盛夏のアブラゼミやミンミンゼミ、そして晩夏のツクツクボウシまで、その鳴き声の移り変わりは、夏の深まりと終わりを私たちに強く印象付けます。

この季語で詠むコツ

単に「うるさい」「夏らしい」とするのではなく、蝉の種類による鳴き声の質感の違いや、夕暮れ時にピタリと鳴き止む瞬間の静寂、あるいは抜け殻(空蝉)に宿る命の痕跡などに着目すると、独自の詩情が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 時候:炎熱、夕立
  • 地理:老木、木下闇
  • 生活:網戸、昼寝

傍題

初蝉(はつぜみ)、油蝉(あぶらぜみ)、みんみん、つくつく法師(つくつくぼうし)

」の俳句例 (2件)

閑さや岩にしみ入る蝉の声
松尾芭蕉『おくのほそ道』
やがて死ぬけしきは見えず蝉の声
松尾芭蕉『笈の小文』

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