杜宇
俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「杜宇(とう)」とは、初夏に渡来する野鳥「ほととぎす」の漢名・異称です。古代中国の蜀の国の王であった「杜宇」が王位を退いたのちに亡くなり、その魂が鳥となって血を吐くほど切なく鳴き続けたという悲劇的な伝説に由来しています。この哀愁漂う故事から、文人たちに好まれる格調高い季語として定着しました。

この季語で詠むコツ

「ほととぎす」と詠むと和風で軽やかな印象になりますが、音読みの「杜宇(とう)」を用いることで、二音という短さを活かせるだけでなく、漢詩のような重厚感や張り詰めた孤独感を演出できます。鳴き声そのものを直接描写するよりも、鳴き声が響き渡ったあとの深い静けさ、夜明け前の薄明かり、人里離れた山あいの古寺など、少し陰影のある情景と組み合わせると、この季語特有の幽玄な美しさが際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・暁(あかつき)/東雲(しののめ) ・雨乞/五月雨(さみだれ) ・古寺(ふるでら)/廃寺(はいじ) ・杉木立(すぎこだち)/深山(みやま) ・嶺(みね)/雲海(うんかい)

「杜宇」の俳句例 (1件)

木かくれて茶摘も聞くや杜宇
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「杜宇」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

早春の

光をまとふ

水たまり

早春や

硝子のやうな

川ひかる

早春の

坂をのぼれば

海ひかる

杉菜萌ゆ

土筆の去りし

畦のうえ

ひとむらの

杉菜に風の

通りけり

雨あがり

杉菜あおあお

丘埋めて

関連する「夏」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事