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「草刈女(くさかりめ)」とは、初夏から夏にかけて、牛馬の飼料や田畑の肥料とするために山野や畦道の草を刈る女性のことです。夏は雑草の伸びが著しく、日差しが照りつける中での草刈りは重労働でした。手拭いを被り、菅笠をかぶり、鎌を振るって青草を刈り集めるその姿は、農村の逞しく健やかな営みの象徴として古くから俳句に詠まれてきました。
青々と茂る草の鮮烈な色や、刈り取られたばかりの青草が放つ強い匂いなど、五感を生かして情景を描き出すのが効果的です。また、鎌の光や「ザッザッ」と草を刈る鋭い音、額を流れる汗など、労働の熱気や躍動感を捉えると生き生きとした句になります。単に作業の様子を描くだけでなく、女性のきびきびとした立ち振る舞いや素朴な美しさに焦点を当てるのもおすすめです。
・道具や装い:鎌(かま)、背負籠(しょいかご)、手拭い、菅笠(すげがさ) ・情景や動作:畦道(あぜみち)、野道、汗、一息つく、立ち上がる ・夏の自然:青草、日射し、入道雲、青田、木陰