俳句交流SNS「俳句びと」で、あなたの一句を投稿してみませんか?

無料登録
SNS投稿術俳句の作り方2026年4月25日(更新: 2026年10月15日)

7月の俳句|夏の情景を詠む方法

はじめての俳句サポーター 凛

はじめての俳句サポーター 凛

執筆者

シェア:𝕏f
7月の俳句|夏の情景を詠む方法
7月の季語・作り方・初心者向け作例

7月の俳句を、やさしく楽しむ

季語の選び方から五・七・五の作り方まで、初心者の方にも分かりやすく紹介します。

雲の峰 触れれば熱き 滑り台
俳句びと編集部の作例

この記事について

執筆:俳句びと編集部
案内役:はじめての俳句サポーター 凛

※凛は初心者向けに内容を案内するキャラクターです。本文は俳句びと編集部が、公開されている歳時記・俳句資料を確認しながら作成しています。

7月になると、日差しの強さ、蝉の声、夕立、向日葵など、夏らしい景色が身近に増えてきます。俳句を始めたばかりの方は、難しく考えず、まず「今日見つけた夏らしいものを一つ」選ぶところから始めてみましょう。

まずは、この3つだけ覚えれば大丈夫です

① 見つける 7月らしい景色・音・手触りを一つ選ぶ
② 季語を選ぶ その場面に合う季語を一つ確認する
③ 声に出す 五・七・五に置いて、ゆっくり読んでみる

7月の季語を、代表的な句とあわせて一覧で見たい方はこちら

7月の季語一覧はこちら →

7月の俳句で最初に知っておきたいこと

7月は、歳時記では「晩夏」にあたります

月別の歳時記では、7月を晩夏(ばんか)として扱うのが一般的です。体感では夏真っ盛りでも、俳句の季節の考え方では夏の後半にあたります。

ただし、俳句の季語は旧暦や二十四節気を背景にしているため、現在のカレンダーの月と季語の季節が一致しないことがあります。ここが、7月の俳句でいちばん間違いやすいところです。

覚えておきたいポイント

たとえば「七夕」は現在のカレンダーでは7月7日ですが、俳句では秋の季語です。月だけで判断せず、迷ったら歳時記で確認すると安心です。

7月らしさは「暑い」以外にもあります

7月を詠むとき、「暑い」と書くだけではなく、目・耳・手で感じたことを一つ残すと、景色が伝わりやすくなります。

目で見る
雲の白さ、日傘の影、夕立のあと
耳で聞く
蝉、風鈴、急な雨音
手で感じる
熱い手すり、冷たいグラス、汗

今すぐ一句詠んでみましょう

※俳句交流SNS「俳句びと」なら、詠んだ句をそのまま投稿して全国の仲間と共有できます

7月に使いやすい季語一覧

初心者の方が身近な景色から見つけやすい季語を選びました。季語の細かな分類は歳時記によって表記が異なる場合がありますが、下の言葉はいずれも夏の季語として扱われます。

天文
くものみね・5音
大きく立ち上がる夏の雲。
天文
夕立
ゆうだち・4音
夏の午後に急に降る強い雨。
時候
炎天
えんてん・4音
焼けつくような真夏の空。
動物
せみ・2音
鳴き声や姿から夏を感じやすい季語。
植物
ひまわり・4音
夏の強い日差しとよく響き合う花。
生活
風鈴
ふうりん・4音
涼しさを音で感じさせる夏の季語。
生活
日傘
ひがさ・3音
強い日差しと影を一緒に詠みやすい季語。
動物
金魚
きんぎょ・3音
水の動きや涼しさを感じさせる夏の季語。

もっと季語を探したい方へ

俳句びとの「夏の季語」から、今の景色に近い言葉を探せます。

夏の季語を見てみる →

3ステップで7月の俳句を作る

1

見えたもの・聞こえた音を一つメモする

「雲が大きい」「蝉が急に鳴き止んだ」「手すりが熱い」など、まずは普通の文章で構いません。

2

その場面に合う季語を一つ選ぶ

季語をたくさん入れる必要はありません。初心者のうちは、一句に一つを目安にすると整理しやすくなります。

3

五・七・五に置き、声に出して読む

俳句は「文字数」ではなく音数で数えます。ぴったり収まらなくても、まずは声に出してリズムを確かめてみましょう。

5・7・5の数え方が不安な方へ

「ん」「っ」「ー」「ゃゅょ」など、迷いやすい音数を初心者向けに整理しています。

5・7・5の基本を確認する →

俳句びと編集部の作例

ここでは、7月の景色を使った作例を紹介します。有名俳人の句の引用ではなく、作り方を説明するために俳句びと編集部が作成した例句です。

雲の峰 触れれば熱き 滑り台
季語:雲の峰(夏)
夕立や 軒に駆け込む 白い靴
季語:夕立(夏)
向日葵や 帽子を深く バスを待つ
季語:向日葵(夏)
風鈴や 湯呑を置けば 音ひとつ
季語:風鈴(夏)

※上の4句は公式作品の引用ではなく、この記事の説明用に俳句びと編集部が作成した作例です。

「説明」より、一つの景色を残す

初心者の句では、気持ちを全部説明しようとして言葉が多くなりがちです。そんなときは、感想を一つ減らして、見えたものや動きを残してみましょう。

説明が多い例
急な雨 濡れて大変 夕立だ
編集部の推敲例
夕立や 軒に駆け込む 白い靴
「急だった」「濡れた」「大変だった」と説明せず、軒へ駆け込む動きと白い靴を残すことで場面が見えやすくなります。

初心者が間違えやすい「7月の言葉」と季語

実際には7月に見聞きするものでも、俳句の歳時記では別の季節に分類される言葉があります。ここを知っておくと、季節の取り違えを防げます。

七夕
俳句では秋の季語(初秋)
現在の7月7日と、季語の季節区分は一致しません。
蜩(ひぐらし)
秋の季語(初秋)
「蝉」は夏ですが、蜩は別の季語として扱われます。
西瓜
秋の季語(初秋)
現代では真夏の印象が強いため、特に間違えやすい言葉です。
陽炎
春の季語(三春)
暑い日に見える現象でも、俳句では春の季語です。

凛のひとこと

「今の季節なら夏の季語」とは限りません。気になる言葉は、作る前か推敲するときに歳時記で一度確認すると安心です。

身近な場所で7月の句材を探す

俳句の材料(句材)は、遠くへ出かけなくても見つかります。暑い時期は無理に外へ出ず、家の中や窓辺から探しても十分です。

窓辺
入道雲、夕立、夕焼、強い日差し、雨粒
台所
冷たいグラス、氷、麦茶、そうめん、夕方の湯気
玄関・庭
蝉の声、日傘、帽子、草いきれ、影の濃さ
夕方
風鈴、夕立のあとの風、濡れた道路、帰宅する人

暑い日は、おうちで一句でも大丈夫

家の中で季節を見つける方法を、初心者向けにまとめています。

おうちで俳句を楽しむ方法を見る →

よくある質問

Q. 7月の俳句には、必ず7月の行事を入れますか?

いいえ。蝉の声、夕立、日傘、風鈴など、実際に見つけた夏の景色から選べば十分です。

Q. 「ひまわり」は4音ですが、上五に使えませんか?

使えます。季語が必ず5音である必要はありません。「向日葵や」のように言葉を添える方法もありますが、まずは無理なく一句全体のリズムを整えてみましょう。

Q. 七夕を使ったら夏の句になりますか?

俳句では「七夕」は秋の季語です。現在のカレンダーでは7月7日ですが、歳時記では旧暦を背景にした季節区分が残っています。

Q. 五・七・五にうまく収まりません。

最初から完璧に整えなくても大丈夫です。まず景色を短くメモし、最後に音数を調整すると作りやすくなります。

俳句の基本を最初から学びたい方へ

季語・五・七・五・切れ字・作り方まで、一つの記事で順番に整理しています。

俳句の作り方を基礎から見る →

まとめ|7月の景色を一つ見つけてみましょう

7月の俳句で大切なのは、夏らしい言葉をたくさん詰め込むことではありません。自分が実際に見たもの・聞いた音・触れた感覚を一つ選び、季語と組み合わせることです。

雲の峰、夕立、蝉、向日葵、風鈴——身近な一語から始めれば、初心者の方でも無理なく一句を作れます。季語の季節が分からないときだけ、歳時記で確かめながら進めてみてください。

今日見つけた7月の一句を残してみませんか?

俳句SNS「俳句びと」で、自分の句を記録・共有できます。

俳句びとを開く →

あなたも一句詠んでみませんか?

「俳句びと」は、俳句を愛する人々が集うSNSです。日々の感動を十七音に込めて、全国の仲間と共有しましょう。

会員登録は無料 / 50代〜80代の方に大人気

7月の季語一覧(全件・例句つき)

7月の季語の意味や二十四節気、有名俳人の代表的な例句を掲載しています。

7月の季語一覧を見る

この記事が参考になったらシェア

シェア:𝕏f

関連記事

俳句交流SNS「俳句びと」

全国の愛好家と作品を共有しよう

ログイン