胡鬼子

胡鬼子

こぎのこ

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意味・由来

「胡鬼(こぎ)」とは、川の浅瀬などに生息するカジカやヨシノボリといったハゼに似た淡水魚「鮴(ごり)」の古名です。「胡鬼子(こぎのこ)」はその稚魚を指す夏の季語です。初夏から盛夏にかけて、清らかな川の底や早瀬を群れをなして元気に遡上します。「胡鬼」という独特の字があてられたのは、頭が平らで愛嬌のある少し不思議な顔つきが小さな鬼を連想させたためとも言われています。澄んだ水と小さな命の躍動を伝える、風情豊かな言葉です。

この季語で詠むコツ

澄んだ水流や川底の小石、きらめく陽光など、目に見える清涼感を具体的に捉えるのがコツです。小さな魚たちが群れとなって懸命に泳ぐ姿を描くことで、夏の爽やかさと健気な生命力を同時に表現できます。また、川遊びや釣りなどの情景と合わせたり、金沢などに伝わる伝統的な川魚料理の風情として食卓の涼しさを切り取ったりするのも味わい深い一句につながります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・浅瀬(あさせ) ・清流(せいりゅう) ・川床(かわどこ) ・水輪(みずわ) ・川音(かわおと) ・小石(こいし) ・日ざし(ひざし)

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