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米虫は、米櫃や穀物の袋などに発生するコクゾウムシなどの小さな甲虫の総称です。気温と湿度がぐんと高くなる夏の時期に活発に繁殖し、米粒に穴を空けて粉状にしてしまうため、古くから台所の厄介者として知られてきました。人間が生きるための主食である米を食い荒らす嫌な存在ではありますが、生活に密着した生き物として夏の季語として愛好されてきました。
日々の暮らしの生々しさや、台所の空気感をありのままに詠むのが成功のコツです。夕餉の支度で米を研ぐ際に水に浮かぶ姿を見つけたときの微かなため息や驚き、あるいは米櫃の中で小さく這い回る無心な姿をそのまま言葉にしてみましょう。ただ害虫として嫌悪するだけでなく、暑い夏を生きる生きものの生命力や、庶民の暮らしに寄り添うユーモア・哀愁を滲ませると、味わい深い句になります。
米櫃、白米、研ぐ、ざる、水桶、台所、板間、掬う、這う、こぼれる(※すべて夏または無季の言葉です。他季節の季語と重ならないよう、身の回りの日用品や日常の動作と合わせるのがおすすめです)
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?散り紅葉
熊手に刺さる
虫の穴
百幹の
風に籠れる
鹿のこゑ
青沼に
若き日の我
もみじ狩り
吾も世も
秋を抱ける
明日かな
風の背を
追うて紅葉の
散り頻る
前線が
流るる列島
紅葉染め