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「瑠璃(るり)」は、夏の季語で、美しい青い羽を持つ夏鳥「オオルリ(大瑠璃)」や「コオルリ(小瑠璃)」の総称、またはその鳴き声を指します。春に日本に渡来し、山地の渓流沿いの林などで繁殖します。ウグイス、コマドリと並んで「日本三鳴鳥」に数えられるほど、そのさえずりは極めて美しく、清澄で涼やかです。宝石の「瑠璃(ラピスラズリ)」を思わせる鮮やかなコバルトブルーの姿と、気品ある美しい鳴き声が、古来より人々を魅了してきました。
瑠璃を詠む際は、その「美しい青い姿(視覚)」と「澄み切ったさえずり(聴覚)」のどちらに焦点を当てるかがポイントです。特に俳句では、深山幽谷の静寂の中で響き渡るその声の美しさを詠むことが多く、周囲の「静けさ」や「緑の深さ」を対比させることで、瑠璃の存在感をより一層引き立てることができます。また、夏の早朝や清流のきらめきなど、清涼感のある時間や場所の設定も効果的です。
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