1903年 - 1984年

星野立子

ほしの たつこ

作風・特徴

虚子直伝の「花鳥諷詠」を女性的な感性で深化させた句風。華美になりすぎず地味になりすぎず自然の美しさを温かく静かに詠む。安定した品格と俳人の家に生まれた矜持が句の背骨になっている。

生涯・略歴

東京府(現・東京都)生まれ。高浜虚子の次女として生まれ父に師事した女流俳人。「玉藻」を創刊・主宰した。「ホトトギス四T」(杉田久女・中村汀女・橋本多佳子・星野立子)の一人。虚子の「花鳥諷詠」の精神を継承しながら女性らしい繊細な感性と温かみある句風を確立した。

代表句 (2件)

つめたさの口に残りし水羊羹
季語: 水羊羹 (summer)
立子句集
梅雨寒や羽織探して箪笥あく
季語: 梅雨寒 (summer)
立子句集