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「うら盆(盂蘭盆)」は、一般に「お盆」「盆」と呼ばれる行事の仏教的な正式呼称です。サンスクリット語の「ウランバナ(ullambana:逆さ吊りの苦しみ)」に由来し、祖先の霊や無縁仏を供養して苦しみから救うための仏事です。俳句においては、日常的な「盆」という言葉に比べて、より厳粛で古風な趣や、静かで宗教的な陰影を帯びた季語として用いられます。
「うら盆」という言葉の持つ厳かさや、どこか哀愁を含んだ響きを活かすことが大切です。賑やかな盆踊りなどの情景よりも、仏前の灯明や線香の煙、迎え火・送り火の薄明かり、あるいは静かに故人を偲ぶ内省的な心の動きを取り合わせると、季語の風情が際立ちます。
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