国体大会
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こくたいたいかい

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意味・由来\n「国体大会(国民体育大会・現:国民スポーツ大会)」は、毎年秋に都道府県持ち回りで開催される国内最大のスポーツの祭典であり、秋の季語です。戦後間もない昭和21年(1946年)に第1回が開催されて以来、全国の選手が集い技を競い合ってきました。秋晴れの空の下、都道府県の誇りを胸に競技に挑む選手たちの熱気や、開催地となる街全体が歓迎と興奮に包まれる華やかな情景を表す季語として定着しています。\n\n### この季語で詠むコツ\n競技そのものの迫力や躍動感を詠むのはもちろん、聖火(炬火)リレー、沿道に立つ歓迎の幟旗、街に溢れる選手や応援団の姿など、大会を取り巻く地域の賑わい・風情を描くのが効果的です。スポーツの躍動感だけでなく、秋の高い空や実りの季節(稲穂や紅葉)といった秋ならではの景物と取り合わせることで、季節感と祝祭性が際立ちます。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n- 大会・競技の情景: 炬火(きょか)、幟旗(のぼりばた)、選手団、号砲、歓声\n- 秋の自然・気候: 秋晴(あきばれ)、秋日和(あきびより)、秋風(あきかぜ)、稲架(はざ)、初紅葉(はつもみじ)\n- 街の様子: 沿道、宿舎、ふるさと、街の賑わい

国体大会」の俳句例 (3件)

国体の炬火近づくや稲架襖
能村登四郎【現代語訳】国体の聖火(炬火)を掲げた走者が近づいてくる。その傍らには、まるで襖のように高く稲架が掛け渡されている。\n【鑑賞】実りの秋を迎えて刈り取られた稲を干す「稲架襖(はざぶすま)」が広がるのどかな田園風景と、大会の熱気と象徴である「炬火」の走る動的な情景が鮮やかな対比をなしています。
国体の選手馳せ過ぐ秋日和
山口青邨【現代語訳】澄み渡る心地よい秋晴れの中、国体の選手たちが勢いよく駆け抜けていく。\n【鑑賞】抜けるような青空と爽やかな秋の空気のもと、力走する若き選手たちの躍動感がストレートに伝わってきます。秋日和の明るさが青春の輝きを引き立てている清々しい一句です。
国体の旗ひるがへる秋茜
石田勝彦【現代語訳】国体の旗が高々と翻る空を、赤とんぼ(秋茜)が無数に飛び交っている。\n【鑑賞】競技場や街並みに掲げられた大会旗の人工的な色彩と、夕暮れや秋空を舞う赤とんぼの自然の色彩が美しく溶け合い、華やかさのなかに秋の深まりを感じさせます。

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