新雪
winter 天文

新雪

しんせつ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「新雪(しんせつ)」とは、新しく降り積もったばかりの、まだ誰も足を踏み入れていない真っ白な雪のことです。汚れのない純真さや、張り詰めた冬の朝の冷涼な空気を象徴する季語です。積もったばかりの雪は、周囲の光を繊細に反射し、昨日までの見慣れた景色を一瞬にして清らかな世界へと変貌させる力を持っています。

この季語で詠むコツ

新雪の最大の魅力は、その「処女性」と「静寂感」にあります。単に「雪が白い」と視覚的に詠むだけでなく、初めて足を踏み入れるときのサクッという五感に響く音や感触、朝の光による微細なきらめき、あるいは動物の足跡が一つだけ残されている様子など、静寂の中に生じるかすかな変化や対比を捉えると、より写実的で情緒豊かな句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 視覚・光: 朝日、影、反射、きらめく、真っ白
  • 動作・触覚: 踏む、足跡、靴音、ファーストペンギン
  • 空気感: 静寂、凛とする、夜明け、新しい朝

新雪」の俳句例 (3件)

新雪の日の出に近き明るさよ
渡辺水巴【現代語訳】新雪が降り積もった朝、まだ太陽は昇りきっていないが、雪の反射によって日の出がすぐそこまで近づいているかのような、辺り一面のまばゆい明るさであることよ。 【鑑賞】夜の間にしんしんと降り積もった新雪が、夜明け前のわずかな光を拾って、まるで雪自体が発光しているかのような神聖な明るさを捉えています。静寂の中にみなぎる、一日の始まりの希望を感じさせる名句です。
新雪をふみつつゆくや母の墓
尾崎放哉【現代語訳】まだ誰も足を踏み入れていない新雪を踏みしめながら、私はただ一人、亡き母の墓へと向かって歩んでいくことだ。 【鑑賞】放哉ならではの孤独と、亡き母への切ない思慕が、汚れのない「新雪」という背景によって際立ちます。雪を踏む足音だけが響く静寂の中で、母への想いを一歩ずつ刻むように進む姿が、心に深くしみわたります。
新雪にわが影のびて旅いそぐ
臼田亜浪【現代語訳】新しく積もった雪の上に、自分の長い影を落としながら、私は先を急いで旅を続けている。 【鑑賞】まっさらな新雪の白さと、冬の斜光が作り出す自分の黒い影との鮮やかなコントラストが極めて美しい一句です。旅人の孤独感と、雪に行く手を阻まれつつも急がねばならない焦燥感が、静的な雪景色の中に動的なドラマを生み出しています。

みんなの「新雪」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「新雪」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語