里神楽
winter 生活

里神楽

さとかぐら

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来\n里神楽(さとかぐら)とは、宮中で行われる御神楽(みかぐら)に対し、民間の神社で奉納される神楽を指します。冬の収穫を感謝し、悪霊を払い、新しい年の豊作や無病息災を祈るために舞われます。笛や太鼓の軽快なお囃子に合わせ、神話に登場する神々や、天狗、おかめ、ひょっとこなどの面をつけた踊り手がユーモラスに、あるいは厳かに舞うのが特徴です。冬の張り詰めた空気の中、神社の境内の寒さと、神楽殿から放たれる熱気が独特の対比を生み出します。\n\n### この季語で詠むコツ\n神楽全体の様子を漠然と描くよりも、五感を刺激する具体的なパーツに着目するのがコツです。例えば、踊り手が身につけている「面(おもて)」の表情、響き渡る「笛の音」や「太鼓の響き」、見物客の息の白さや、足元から這い上がってくる寒さなどを切り取ると、一気に臨場感が出ます。厳かさと滑稽さ(おどけ)の同居する雰囲気を表現すると、里神楽ならではの魅力が引き立ちます。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n* 聴覚:笛の音(ふえのね)、太鼓(たいこ)、お囃子(おはやし)、拍子(ひょうし)\n* 視覚:面(おもて)、天狗(てんぐ)、ひょっとこ、篝火(かがりび)、白い息\n* 体感:寒夜(かんや)、夜寒(よさむ)、底冷え(そこびえ)、霜(しも)

里神楽」の俳句例 (3件)

里神楽天狗の鼻の乾きかな
芥川龍之介【現代語訳】里神楽で舞う天狗のお面の鼻が、冬の乾燥した空気の中で、かさかさに乾いているように見えることよ。【鑑賞】天狗の木彫りの面という、大きく突き出た特徴的な鼻に着目した、芥川龍之介らしい観察眼が光る一句です。冬の空気の乾燥と冷たさが、天狗の面の「乾き」という即物的な表現によって見事に具現化されており、ユーモラスでありながらもどこか寂寥感が漂います。
里神楽笛の音寒くなりゆくに
久保田万太郎【現代語訳】里神楽の笛の音が響き渡る中、夜が更けるにつれて、その音色がいっそう寒々と身に染みるようになっていくことだ。【鑑賞】お囃子の笛の音が、時間の経過とともに夜の寒さと一体化していく様子を詠んでいます。「寒くなりゆくに」という止め方が、途切れることのない笛の音の余韻と、容赦なく深まっていく冬の夜の冷気を生々しく伝えています。
里神楽おどけて見する子守かな
星野立子【現代語訳】里神楽の賑やかなお囃子に合わせ、幼い子どもをおぶった子守の少女が、おどけた仕草をして見せていることよ。【鑑賞】神楽のひょうきんな舞を見ながら、背中の赤ん坊をあやすために自分もおどけてみせる子守の少女の姿を温かく捉えています。冬の厳しい寒さのなかで、神楽の灯りと庶民の健気な温もりが交差する、情愛に満ちた写生句です。

みんなの「里神楽」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「里神楽」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語