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「石鼎忌(せきていき)」は、大正から昭和にかけて活躍した高名な俳人、原石鼎(はらせきてい)の忌日であり、12月20日を指す冬の季語です。石鼎は高浜虚子に師事し、大正期を代表する俊英として知られました。彼の句風は、単なる写生にとどまらず、主観を鮮烈に投影した色彩豊かで情熱的なものであり、主宰誌『鹿火屋』を通じて独自のロマンチシズムを追求しました。
石鼎忌を詠む際は、原石鼎が愛し、多くの名作を生み出した「大和(奈良)」や「吉野」といった土地の気配、あるいは彼の作風に漂う「内に秘めた情熱(熱や火)」を表現に取り入れるのがコツです。冬の厳しい寒さの中で、ふと見せる自然の美しさや、生活の中の温もりを対比させることで、石鼎の鮮やかで真摯な俳句精神を偲ぶことができます。
・吉野、大和、杉、雪、山河 ・火、大根、お茶、あたたかさ、赤、白 ・心、思ひ、静か、ふつふつ
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