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季語辞典
細見綾子
俳
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細見綾子
ほそみあやこ
作風・特徴
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代表句 (2件)
鎌祝ひすまして畳なつかしき
季語: 鎌祝ひ (autumn)
『【現代語訳】鎌祝いの行事をすべて済ませて、ようやく座ることができた畳が、しみじみと懐かしく感じられる。 【鑑賞】連日の過酷な稲刈り仕事の間、ゆっくり畳に座る暇もなかったのでしょう。すべての作業と祝い事を終え、ようやく我が家の畳に腰を下ろした瞬間の、身体の芯から湧き上がる安堵感と畳の温かい感触が「なつかしき」という一語に凝縮されています。』
球根を植うるばかりに土掘りぬ
季語: 球根秋植う (autumn)
『【現代語訳】ただ球根を植え付ける、そのことのためだけに、ひたすら庭の土を掘り起こしたことだ。【鑑賞】「〜ばかりに」という表現から、余計な雑念を払い、無心になって土と向き合う作者の姿が浮かびます。土を掘るという最も素朴な労働の中に、生命を地中に託す厳かさと静かな喜びが満ちています。』
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