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「青葉」とは、初夏から夏にかけて、木々に青々と生い茂る葉のことです。春に芽吹いたやわらかな「若葉」が日差しを浴びて次第に色を深め、生命力に満ちあふれた状態を指します。古くから詩歌に詠まれてきた親しみ深い言葉であり、単なる緑色にとどまらず、初夏の訪れとともに自然界全体が活力を取り戻していくみずみずしい情景を表しています。
青葉は視覚的な美しさが際立つ季語ですが、色合いだけでなく五感を働かせて詠むと深みが生まれます。例えば、青葉を渡る風の涼しさ(触覚)、葉擦れのさわやかな音(聴覚)、あるいは雨上がりに立ち上る青葉の香り(嗅覚)に注目してみましょう。また、強い日差しと青葉が作る濃い「木陰」の対比を描くことで、夏の情景をより立体的に表現することができます。
・風(風渡る、風の音など) ・光、日差し、木漏れ日 ・雨、雫(しずく)、水音 ・木陰、山門、古寺、石段
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春日の牡鹿
天に鳴く
鹿の声
みそら近づけ
笹の路
霜畳
微かに跳ねる
冬の鳥
叫ぶごと
鹿の声して
杜の暮る
楓の葉
染まりて山の
色を編み
まだ聞かぬ
鹿の声待つ
山深し

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