青葉

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意味・由来

「青葉」とは、初夏から夏にかけて、木々に青々と生い茂る葉のことです。春に芽吹いたやわらかな「若葉」が日差しを浴びて次第に色を深め、生命力に満ちあふれた状態を指します。古くから詩歌に詠まれてきた親しみ深い言葉であり、単なる緑色にとどまらず、初夏の訪れとともに自然界全体が活力を取り戻していくみずみずしい情景を表しています。

この季語で詠むコツ

青葉は視覚的な美しさが際立つ季語ですが、色合いだけでなく五感を働かせて詠むと深みが生まれます。例えば、青葉を渡る風の涼しさ(触覚)、葉擦れのさわやかな音(聴覚)、あるいは雨上がりに立ち上る青葉の香り(嗅覚)に注目してみましょう。また、強い日差しと青葉が作る濃い「木陰」の対比を描くことで、夏の情景をより立体的に表現することができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・風(風渡る、風の音など) ・光、日差し、木漏れ日 ・雨、雫(しずく)、水音 ・木陰、山門、古寺、石段

「青葉」の俳句例 (3件)

どんよりと青葉にひかる卯月哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
鎌倉は村とよばるゝ青葉かな
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
痩馬もいさむ朝日の青葉かな
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

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