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紅花菜(こうかさい)は、初夏から夏にかけて鮮やかな朱赤色の花を咲かせる植物、またはその花を指す夏の季語です。主に紅花隠元(べにばないんげん・花豆)の花を指し、観賞用や食用として畑や庭先などで親しまれてきました。濃い緑の葉が生い茂る中で、燃えるような紅色の蝶形花が群がり咲く姿は、夏の力強い生命力と日射しの明るさを強く感じさせます。
青々とした大きな葉と、鮮烈な紅色の花との鮮やかな色彩対比を捉えることが第一歩です。つるが支柱や垣根を頼もしくよじ登り、天へ向かって伸びていく勢いや、高原や山里の涼やかな風に揺れる風情を素直に写し取ると良いでしょう。遠くから眺めた畑一面の鮮やかさを詠むのも、一輪の花の瑞々しい形や朝露を帯びた姿を細やかに見つめるのも効果的です。素朴な農村の暮らしや、豊かな実りを待つ喜びを背景に置くと、味わい深い一句に仕上がります。
・支柱、垣根、畑、畝、土塀(農村や菜園を想起させる無季の言葉) ・青葉、夏空、夕立(夏の空や自然を思わせる言葉) ・朝露、微風、日射し、伸びゆく、鮮やか(無季の情景・描写表現)
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夜なべ衣装や
発表会
赤蜻蛉
絵と見えけるぞ
湿原に
ひとりゐの
鍋底さらふ
夜寒かな
大根干し
萎びて太さ
揃ひゆく
秋薔薇の
馨り掬ひて
休みけり
蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ