渡り鳥

渡り鳥

わたりどり

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「渡り鳥」は、季節に応じて越冬や繁殖のために住む場所を変える鳥のことですが、俳句で単に「渡り鳥」と言う場合は、秋にシベリアなど北方から日本へ渡ってくる鳥、あるいは日本を経由してさらに南方へと旅を続ける鳥たちを指し、秋の季語となります。冷涼な秋風に乗って遥かな海や山を越えてくる姿は、本格的な秋の深まりと冬の到来を予感させ、古くから旅情や哀愁を誘う存在として親しまれてきました。

この季語で詠むコツ

広々とした秋の空を意識し、鳥の群れの形や飛んでいく方角、夕暮れの光など、視覚的な広がりを描くのが大きなコツです。また、遠く響く羽音や微かな鳴き声といった聴覚の情報をとらえると、周囲の静けさや澄んだ大気の冷たさが際立ちます。あてどなく旅を続ける鳥たちの姿に、自身の旅心や人生の無常、故郷への思慕をほんのりと重ね合わせると、余韻のある奥深い句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・秋風、秋夕焼、鰯雲(秋の空や空気感を際立たせる季語) ・岬、湖、波音、落日(旅情や自然の広がりを表す一般的な言葉) ・棹、群れ(渡り鳥の隊列や気配を写し取る言葉)

「渡り鳥」の俳句例 (4件)

目にかかる時や暫しの渡り鳥
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
木曾川の今こそ光れ渡り鳥
稲架かけて飛騨は隠れぬ渡り鳥
世渡りや渡りくらべて渡り鳥
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「渡り鳥」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

行秋を

見送る沼や

笑み浮かぶ

行く秋や

新刊並ぶ

店の棚

行秋や

鳥も木の実も

夢のごと

夜寒はや

一枚をよる

冬支度

冬めきて

庫裏の闇打つ

板廊下

鼻先に

泥を食らひて

蓮根掘

関連する「秋」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

「渡り鳥」について深く学ぶ(関連記事)