季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「渡り鳥」は、季節に応じて越冬や繁殖のために住む場所を変える鳥のことですが、俳句で単に「渡り鳥」と言う場合は、秋にシベリアなど北方から日本へ渡ってくる鳥、あるいは日本を経由してさらに南方へと旅を続ける鳥たちを指し、秋の季語となります。冷涼な秋風に乗って遥かな海や山を越えてくる姿は、本格的な秋の深まりと冬の到来を予感させ、古くから旅情や哀愁を誘う存在として親しまれてきました。
広々とした秋の空を意識し、鳥の群れの形や飛んでいく方角、夕暮れの光など、視覚的な広がりを描くのが大きなコツです。また、遠く響く羽音や微かな鳴き声といった聴覚の情報をとらえると、周囲の静けさや澄んだ大気の冷たさが際立ちます。あてどなく旅を続ける鳥たちの姿に、自身の旅心や人生の無常、故郷への思慕をほんのりと重ね合わせると、余韻のある奥深い句になります。
・秋風、秋夕焼、鰯雲(秋の空や空気感を際立たせる季語) ・岬、湖、波音、落日(旅情や自然の広がりを表す一般的な言葉) ・棹、群れ(渡り鳥の隊列や気配を写し取る言葉)

芭蕉が41歳で出た最初の文学の旅『野ざらし紀行』。名古屋・栄の「蕉風発祥の地」碑、七里の渡しで結ばれた熱田の宮の渡し公園…

「古池や」の句が生まれた東京・深川を歩く吟行コース。芭蕉庵跡から『おくのほそ道』の出発地・採荼庵跡まで、見どころと歩き方…

歳時記(さいじき)とは、俳句の季語を季節ごとにまとめた本のこと。意味と読み方、初心者向けの選び方、季語の引き方と使い方を…