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「通草棚(あけびだな)」とは、アケビの蔓(つる)を這わせるために庭先や畑などに組まれた棚のことです。本来、アケビは山野に自生するつる性植物ですが、観賞用や実を収穫するために人家の庭などに棚仕立てにされることがあります。秋が深まるにつれ、棚から垂れ下がった実が鮮やかな紫色に色づき、やがて縦にぱっくりと裂けて甘い果肉をのぞかせます。里山や庭の秋の深まり、のどかな暮らしの風情を象徴する季語です。
通草棚を詠む際は、「棚」という構造物と「蔓・葉・実」が織りなす空間的な広がりに着目するのがポイントです。棚の下に入ったときの木漏れ日や陰影、垂れ下がる実の重みや色合い、棚を吹き抜ける秋風の冷たさなどを描写すると臨場感が出ます。山野の野趣と、人の手で手入れされた庭の温もりの両方の側面を意識して表現してみましょう。
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?散り紅葉
熊手に刺さる
虫の穴
百幹の
風に籠れる
鹿のこゑ
青沼に
若き日の我
もみじ狩り
吾も世も
秋を抱ける
明日かな
風の背を
追うて紅葉の
散り頻る
前線が
流るる列島
紅葉染め