よまき隠元豆

よまき隠元豆

よまきいんげん

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意味・由来

「よまき隠元豆(よまきいんげん)」は、秋に収穫される隠元豆を指す秋の季語です。夏の終わりに種を蒔いて秋口から晩秋にかけて収穫する遅まきの豆であることや、日が落ちて夜になると葉が合わさるように閉じる「就眠運動」の様子から「夜巻き」の名がついたといわれています。初夏の若々しい青隠元とは異なり、秋風の立つ畑で静かに実を結ぶ姿には、深まりゆく季節ならではの落ち着きや実りの喜びが感じられます。

この季語で詠むコツ

「よまき」という言葉の持つ柔らかな響きや、夜に葉を閉じる慎ましい草姿の情景を活かすと魅力的な句になります。夕暮れの畑で静かに葉を巻く時刻の静けさを切り取ったり、収穫した豆を夕餉の煮物にする家庭的な温かさを描いたりするのがおすすめです。畑の土の匂いや台所から立ち上る湯気など、素朴な生活感や秋の哀愁を重ね合わせることで、味わい深い一句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・秋風、夕暮、露、秋の灯(秋の言葉) ・畑、煮炊き、籠、畦、土、夕餉(季節を持たない一般的な言葉)

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