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季語辞典
前田普羅
俳
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前田普羅
まえだふら
作風・特徴
作風の解説はまだ登録されていません。
代表句 (2件)
雁行や一山暮れて一山明く
季語: 雁行 (autumn)
『【現代語訳】雁の列が空を飛んでいく。その下で、一つの山が夕闇に沈むと、まるでそれと入れ替わるように、別の山が夕日の残光に照らされて明るく浮かび上がっている。【鑑賞】広大な山岳風景をダイナミックに描いた名句です。雁の渡りに合わせるかのように、地上の山々が光と影のドラマを見せる様子が、立体的なスケール感をもって表現されています。』
木の実雨いづこも同じ谷の音
季語: 木の実雨 (autumn)
『【現代語訳】木の実を濡らす雨が降っている。谷の底からは、どこに立って耳を澄ませても、同じようにゴーゴーと響く水の音が聞こえてくる。【鑑賞】山を包む細やかな雨と、谷底を流れる轟々たる川の音を対比させ、大自然の懐に抱かれた人間の一人静かな境地を詠んでいます。静の中に動が溶け込んだ深みのある一句です。』
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