烏鵲の橋

烏鵲の橋

うじゃくのはし

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「烏鵲の橋(うじゃくのはし)」とは、七夕伝説において、天の川によって隔てられた牽牛(彦星)と織女(織姫)が年に一度出会う際、無数の烏(カラス)と鵲(カササギ)が翼を広げて並び、天の川に架けると伝えられる伝説上の橋のことです。「鵲の橋(かささぎのはし)」とも呼ばれます。中国の古い伝説に由来し、平安時代以降の和歌や漢詩でも愛でられてきた、極めて幻想的でロマンチックな秋(初秋・七夕)の季語です。

この季語で詠むコツ

夜空に広がる雄大な銀河の情景をそのまま描写するだけでなく、年に一度の逢瀬を待ちわびる切ない恋心や、遠く離れた人との距離感・絆を託して詠むのが効果的です。言葉自体に重厚な古典美と物語性があるため、あまり説明的にせず、星明かりの静けさや夜の空気感などと取り合わせることで、美しい余韻が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 天体・空の情景:天の川、銀河、星今宵(ほしこよい)、星合(ほしあい)、夜気、宵闇
  • 動作・情緒:渡る、契り(ちぎり)、羽音、遥か、微光、待ちわびる
  • 景色・空間:川波、水鏡、雲の上、高楼、欄干

烏鵲の橋」の俳句例 (3件)

烏鵲の橋に夜寒の羽搏かな
正岡子規【現代語訳】天の川に架かる烏鵲の橋あたりから、夜の冷気配を含んだ羽ばたきの音が聞こえてくるようだ。 【鑑賞】七夕の幻想的な伝説を踏まえつつ、秋めいて肌寒くなってきた夜の空気感(夜寒)と鳥たちの羽ばたきを結びつけた一句です。天空の神話的世界を肌感覚のリアルな涼しさに引き寄せています。
烏鵲の橋わたる日の近づけり
日野草城【現代語訳】烏や鵲が橋を架け、織姫と彦星が出会う七夕の日がいよいよ近づいてきたことだ。 【鑑賞】七夕の逢瀬を待ち望む高揚感を素直に詠んだ句です。天空の恋物語への期待感が、地上の人々の心や初秋の風情と重なり、澄み渡る夜空への憧れを誘います。
烏鵲の橋や天の川原の霧
河東碧梧桐【現代語訳】烏鵲が翼を連ねて架けた橋が見えるあたり、天の川の河原には一面に霧が立ち込めている。 【鑑賞】星々の集まる天の川を現実の川原の霧景色のように捉え、幻想と現実が美しく交錯する幽玄な夜空を描き出しています。静まり返った秋の夜の深さを感じさせます。

みんなの「烏鵲の橋」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「烏鵲の橋」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語