天の川

天の川

あまのかわ

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意味・由来

夜空を帯状に横切る無数の星の集まりです。七夕の伝説とともに語られることが多く、秋の澄んだ夜空に最も美しく見えるため、秋の季語とされています。広大な宇宙の神秘と、人間界の営みを対比させる、スケールの大きな情景を伴います。

この季語で詠むコツ

「天の川が美しい」「織姫と彦星」といった定型的なロマンティシズムに陥らず、足元の小さな事物(虫の音や草露など)と天空の銀河の途方もない距離感を対比させたり、地上に落ちるかすかな星明かりを描写すると、句に宇宙的な広がりが出ます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 時候:夜半、秋風
  • 地理:荒海、山頂
  • 生活:窓辺、夜行列車

傍題

銀河(ぎんが)、星合の空(ほしあいのそら)

「天の川」の俳句例 (5件)

荒海や佐渡によこたふ天河
松尾芭蕉『おくのほそ道』
片端は山にかゝるや天の川
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
天の川雨戸の外にかゝりけり
高浜虚子『七百五十句』(青空文庫)
鎌倉の夏も過ぎけり天の川
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
水草も乘もの貸さん天の川
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「天の川」の詠み

天の川

窓を閉めても

遠き音

天の川

草の露にも

遠さあり

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