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「小定考(しょうこうじょう)」は、仲秋(陰暦8月13日)の季語です。京都の知恩院などで行われる仏事で、法然上人の遺徳を偲ぶ「大定考(陰暦8月15日)」に先立って、その前々夜に行われる法要や行事を指します。秋の深まりとともに厳かな読経の声が響き、秋澄む夜の静けさや灯明の明かりが際立つ、風情と宗教的厳粛さが重なり合う季語です。
法会そのものの荘厳さや僧侶の動きだけでなく、寺の門前町の様子、参詣に向かう人々の姿、秋の夕暮れから宵の口にかけての情景に焦点を当てると趣が出ます。十三夜の少し欠けた月や、揺れる蝋燭・提灯の灯りといった「光と影」のコントラストを意識して詠むのが効果的です。
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