秋の草
autumn 植物

秋の草

あきのくさ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋の草」は、秋に咲く草花や、秋になって風情を増した草木全般を指す季語です。春の青々と芽吹く草や、夏の瑞々しく生い茂る草とは異なり、秋の草は風にそよぐ姿や、露を宿す様子、そして次第に枯れゆく気配など、どこか繊細で哀愁を帯びているのが特徴です。秋の七草(萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗)のような華やかなものから、名もなき雑草までを広く含み、日本の秋の寂静な美しさを象徴する言葉として古くから愛されてきました。

この季語で詠むコツ

単に「秋の草がある」と描写するだけでなく、それが受けている「風」や「光」、「露」などの自然現象と組み合わせて詠むのがコツです。風にしなやかになびく様子や、朝露に濡れてきらめく一瞬をクローズアップすることで、草の持つ生命力と儚さを表現できます。また、五感(触覚や聴覚)を意識して、草の匂いや、草を揺らす風の音などを盛り込むと、より立体的な句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 動き・状態:なびく、そよぐ、こぼるる、優し、名もなき、露けし
  • 自然・環境:風、露、雨、夕日、月、光、虫の音
  • 心情・背景:隠れ家、旅、静けさ、寂しさ

秋の草」の俳句例 (3件)

秋の草なびくや庵のうしろ向き
詠み人知らず【現代語訳】秋の草が激しい風になびいている。その風を避けるようにして、私の侘しい庵は後ろ向きに建っていることだ。【鑑賞】激しくなびく秋の草の動的な描写と、風から隠れるようにしてひっそりと佇む庵の静的な情景が、見事なコントラストを描いています。世俗から身を隠し、自然と同化して暮らす芭蕉の隠逸の美学と、どこかユーモラスな味わいが感じられる名句です。
秋の草にねころびて見る雲のゆくえ
詠み人知らず【現代語訳】秋の草の中に寝転がって、ただ空を流れていく雲の行方を静かに見つめている。【鑑賞】定型に縛られない自由律俳句の傑作です。秋の草の心地よい冷たさや乾いた匂いに全身を包まれながら、大空を漂う雲を眺める開放感。その心地よさの裏側には、漂泊の旅を続けた山頭火ならではの深い孤独感と寂寥感が漂っています。
秋の草いづれもなびく風のまま
詠み人知らず【現代語訳】秋の野に生い茂る様々な草が、どれもこれも、吹く風の心のままにしなやかになびいている。【鑑賞】一見すると非常にシンプルですが、風に逆らうことなく、ただその動きを受け入れて優しくそよぐ秋の草の群像を、ありのままに捉えています。蕪村らしい絵画的で、かつ繊細な自然への観察眼が光る洗練された一句です。

みんなの「秋の草」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋の草」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語