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「小かまきり(こかまきり)」は、カマキリ科の小型の昆虫「コカマキリ」を指す三秋(秋全般)の季語です。一般的なオオカマキリが鮮やかな緑色や堂々とした体躯を持つのに対し、コカマキリは体長4〜6センチメートルほどで、多くは茶褐色や暗褐色をしており、前脚の内側に黒と白の特徴的な斑紋があります。 晩夏から秋にかけて庭先や道端、枯れ草のなかなどでよく見られ、大柄なカマキリに比べてどこか控えめで慎ましい風情を感じさせる生き物です。
大カマキリを詠むときは「威嚇する姿」や「捕食者としての鋭さ」が主眼になりやすいですが、「小かまきり」ではその小ささや保護色(褐色)、健気さ、日陰や小枝にひっそりと佇む静けさに着目するのがポイントです。 深まりゆく秋の気配や、枯れ野に溶け込むような姿を描くことで、哀愁や愛らしさを効果的に表現できます。
・自然・色彩の言葉:枯草、落葉、日陰、小石、土色、秋日 ・様子・動作の言葉:潜む、這ふ、縮こまる、息をひそむ、ゆらぐ ・心情・情景の言葉:ささやか、暮し、夕暮、小春日、静けさ
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