小かまきり
autumn 生活

小かまきり

こかまきり

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「小かまきり(こかまきり)」は、カマキリ科の小型の昆虫「コカマキリ」を指す三秋(秋全般)の季語です。一般的なオオカマキリが鮮やかな緑色や堂々とした体躯を持つのに対し、コカマキリは体長4〜6センチメートルほどで、多くは茶褐色や暗褐色をしており、前脚の内側に黒と白の特徴的な斑紋があります。 晩夏から秋にかけて庭先や道端、枯れ草のなかなどでよく見られ、大柄なカマキリに比べてどこか控えめで慎ましい風情を感じさせる生き物です。

この季語で詠むコツ

大カマキリを詠むときは「威嚇する姿」や「捕食者としての鋭さ」が主眼になりやすいですが、「小かまきり」ではその小ささや保護色(褐色)、健気さ、日陰や小枝にひっそりと佇む静けさに着目するのがポイントです。 深まりゆく秋の気配や、枯れ野に溶け込むような姿を描くことで、哀愁や愛らしさを効果的に表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

自然・色彩の言葉:枯草、落葉、日陰、小石、土色、秋日 ・様子・動作の言葉:潜む、這ふ、縮こまる、息をひそむ、ゆらぐ ・心情・情景の言葉:ささやか、暮し、夕暮、小春日、静けさ

小かまきり」の俳句例 (3件)

小蟷螂何かと小さき暮しかな
星野立子【現代語訳】小さなコカマキリを見ていると、その一挙手一投足や身の回りのことすべてが、いかにもささやかで小さく感じられることだ。 【鑑賞】オオカマキリの持つ威圧感とは対照的な、コカマキリのちんまりとした佇まいに着目した句です。「小さき暮し」という表現に、小さな命への温かい眼差しと、作者自身の飾らない日常への共感が込められています。
小蟷螂日陰をえらび移りけり
高浜虚子【現代語訳】小さなコカマキリが、明るい日差しを避けてわざわざ日陰を選びながら移動していった。 【鑑賞】褐色で目立たないコカマキリが、日向ではなく日陰を好んで静かに這っていく様子をありのままに写生した一句です。派手さのないコカマキリの生態と秋の澄んだ光のコントラストが淡々と描き出されています。
小蟷螂石にのりたる日和かな
山口青邨【現代語訳】コカマキリが庭石の上にちょこんと乗っている、なんとも穏やかで心地よい秋晴れの日であることよ。 【鑑賞】日差しでほんのり温まった石の上にじっと乗っているコカマキリの姿から、のどかな秋の気候を捉えています。小さな主役の存在によって、小春日和のような庭の静けさと温もりが鮮やかに立ち上がります。

みんなの「小かまきり」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「小かまきり」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語