夏草

夏草

なつくさ

別の表記・呼び名:夏の草(なつのくさ)

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夏草(なつくさ)は、夏の強い日差しの下で勢いよく生い茂る草全般を指す三夏の季語です。分類は「植物」にあたります。抜いてもすぐに生えてくるほどの力強い生命力を持つ一方で、秋には枯れゆく運命にあるため、古くから栄枯盛衰や兵どもが夢の跡といった無常観の象徴としても詠まれてきました。風景の力強さと歴史の哀愁を同時に感じさせる深い季語です。

「夏草」の俳句例 (4件)

夏草や兵どもが夢の跡
松尾芭蕉『おくのほそ道』
夏草や君わけ行けば風薫る
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
夏草を搏ちては消ゆる嵐哉
石の香や夏草赤く露あつし
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

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