季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「かふか花(こうかばな)」は、「合歓花」の漢字をそのまま音読みした風雅な呼び名で、マメ科の落葉高木である合歓の木(ねむのき)に咲く花を指す夏の季語です。梅雨のころから盛夏にかけて、枝先に淡い紅色の繊細な糸を束ねた刷毛のような花をふわふわと咲かせます。夜になると対になった小葉がぴたりと閉じて眠るように見えることから「眠りの木」、あるいは中国で夫婦円満の象徴とされることから「合歓」の名がつきました。和名の「ねむの花」よりも漢語調の響きがあり、どこか雅やかで、静謐な趣を感じさせる言葉です。
「ねむの花」と呼ぶと親しみやすさや柔らかさが出ますが、「かふか花」と詠むことで、文語的な格調高さや幽玄な雰囲気を醸し出すことができます。花そのものの形状が淡い雲や煙のように軽やかで幻想的なため、夕暮れの薄明かり、川辺や山裾の湿り気のある空気感と取り合わせると情景が美しく立ち上がります。また、夜に葉を閉じる生態や、雨に濡れてしっとりと垂れる姿に焦点を当て、静けさや切なさを表現するのにも適しています。
・水辺の情景(川風、入江、夕波、せせらぎ) ・時間や光の描写(夕まぐれ、薄暮、夕茜、朝曇) ・感触や状態を表す言葉(ほの紅し、煙る、しづけし、幽か)
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?本を閉じ
椅子に委ねる
秋夜かな
喉うるおう
コーンスープや
秋の湯気
手の甲に
クリーム白さ
秋に消え
秋の夜や
茶碗のひびを
継ぐる金
秋の夜や
のれん二つの
はしご酒
月青し
かそけき音(ね)消ゆ
石の庭