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樟若葉(くすわかば)とは、初夏にクスノキが一斉に芽吹かせる瑞々しい新緑のことです。クスノキは常緑高木ですが、晩春から初夏にかけて古い葉を落としながら、若葉を勢いよく広げます。芽吹き始めの葉は薄紅色や黄緑色をしており、日差しを浴びて艶やかに輝く様子や、クスノキ特有の樟脳(しょうのう)の清々しい芳香が漂う点が大きな特徴です。神社仏閣の境内や街路樹として親しまれ、生命力あふれる夏の訪れを告げる季語です。
クスノキならではの「大木としての存在感」や「光と香りの瑞々しさ」を意識して詠みましょう。巨木を見上げたときの圧倒的な広がり、青空との鮮やかな対比、葉が擦れ合う微かな音、あるいは足元に散る古い落ち葉との新旧の対比などを捉えると、深みのある一句になります。視覚だけでなく、爽快な香りや風の感触など五感を働かせて情景を切り取るのがおすすめです。
・境内、鳥居、社殿(神社の神木としての神聖な佇まいとよく合います) ・青空、日差し、木漏れ日(若葉の鮮やかな色彩と光を強調します) ・薫風、微風、香、仰ぐ(香りや風、ダイナミックな視線の動きを表現します)