蝙蝠
俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

蝙蝠(こうもり)は、夏の夕暮れから夜にかけて飛び回り、蚊などの虫を捕食する夜行性の哺乳類です。古くは「かわほり」と呼ばれ、蚊を捕る「蚊掘り」や「蚊帳吊り」が転じた言葉とされています。鳥のような翼を持ちながら獣であるという不思議な生態や、薄暗い空をひらひらと不規則に飛び交う姿から、夏の訪れを感じさせる身近な生き物として古くから親しまれ、俳句の季語として定着しました。

この季語で詠むコツ

蝙蝠を詠む際は、「独特の不規則な飛び方」と「夕暮れ時の光と影」に着目するのが効果的です。すっと現れては急に身を翻すトリッキーな動きを描写することで、蝙蝠の生々しい存在感が際立ちます。また、夕焼けが色あせて街が薄暗がりへと沈んでいく逢魔が時の空気感や、古い建物、路地裏といった少し陰りのある背景と取り合わせると、独特の哀愁や怪しげな風情を表現することができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・薄暮、暮色、茜空などの夕暮れの光景(無季) ・軒端、路地裏、街灯などの町中の風景(無季) ・古寺、廃屋、水門などの影のある場所(無季) ・ひらりと、翻る、影を引くなどの動きを表す表現(無季) ・蚊(夏)

「蝙蝠」の俳句例 (3件)

蝙蝠や又束髮のまぎれ行く
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
蝙蝠やぬす人屋敷塀もなし
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
蝙蝠や闇を尋ねていそがしき
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「蝙蝠」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

七夕や

短冊裏の

筆の跡

冷麦や

湯気から水へ

箸急ぐ

朝顔の

蔓ほどけたる

井戸の朝

土用かな

本の匂ひを

畳む午後

風鈴や

鳴らぬ時間を

母が拭く

向日葵や

影をほどいて

夕の土

関連する「夏」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事