初詣

初詣

はつもうで

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意味・由来

「初詣(はつもうで)」とは、新しい年を迎えて初めて神社や寺院に参詣し、一年の平穏無事や家内安全、諸願成就などを祈る年中行事です。かつては「恵方参り(えほうまいり)」と呼び、その年の吉方を司る神仏のいる社寺に参る習慣がありましたが、時代とともに地元の氏神や有名な大寺社に参拝する形へと変わっていきました。新年の冷たく引き締まった空気の中、清らかな気持ちで一年のスタートを切るための、日本人に深く根付いた美しい伝統です。

この季語で詠むコツ

「初詣」という言葉はそれ自体が新年の華やかさや混雑、おごそかな雰囲気を強く持っているため、単なる行動記録(「初詣に行った」など)にならないように工夫することが大切です。境内に響く鈴の音、踏みしめる玉砂利の感覚、おみくじを引く手元の冷たさ、破魔矢を抱えて歩く人々の様子など、五感で捉えた具体的な「一瞬の情景」を一つだけ切り取るように詠むと、臨場感あふれる句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 神社の情景:玉砂利、おみくじ、破魔矢、鳥居、賽銭、お札、鈴の音
  • 人の様子・服装:晴れ着、お下げ髪、人波、親子、横顔、合掌
  • 体覚・嗅覚の言葉:冷たき風、木漏れ日、甘酒の匂い、焚火の煙

「初詣」の俳句例 (2件)

やう/\に三の鳥居や初詣
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
鎌倉に馬車あり乗りて初詣
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

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