初詣

初詣

はつもうで

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「初詣(はつもうで)」とは、新しい年を迎えて初めて神社や寺院に参詣し、一年の平穏無事や家内安全、諸願成就などを祈る年中行事です。かつては「恵方参り(えほうまいり)」と呼び、その年の吉方を司る神仏のいる社寺に参る習慣がありましたが、時代とともに地元の氏神や有名な大寺社に参拝する形へと変わっていきました。新年の冷たく引き締まった空気の中、清らかな気持ちで一年のスタートを切るための、日本人に深く根付いた美しい伝統です。

この季語で詠むコツ

「初詣」という言葉はそれ自体が新年の華やかさや混雑、おごそかな雰囲気を強く持っているため、単なる行動記録(「初詣に行った」など)にならないように工夫することが大切です。境内に響く鈴の音、踏みしめる玉砂利の感覚、おみくじを引く手元の冷たさ、破魔矢を抱えて歩く人々の様子など、五感で捉えた具体的な「一瞬の情景」を一つだけ切り取るように詠むと、臨場感あふれる句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 神社の情景:玉砂利、おみくじ、破魔矢、鳥居、賽銭、お札、鈴の音
  • 人の様子・服装:晴れ着、お下げ髪、人波、親子、横顔、合掌
  • 体覚・嗅覚の言葉:冷たき風、木漏れ日、甘酒の匂い、焚火の煙

初詣」の俳句例 (3件)

初詣何かひそかに頼みつつ
高浜虚子【現代語訳】初詣に訪れて、神仏に対して何かを心の中でひそかにお願いをしながら、静かに手を合わせている。【鑑賞】他人には口にしない、自分だけのささやかな願いや決意を胸に秘めて拝む人間の心理を、「何かひそかに」と表現した絶妙な一句です。誰しもが初詣の際、神仏の前で抱く普遍的な心の動きがシンプルに写し取られています。
初詣して来し貌の静かなり
星野立子【現代語訳】初詣を済ませて、帰ってきた人の顔は、どこか穏やかで静かな表情をしていることよ。【鑑賞】初詣という新年の厳かな行事を終え、神仏の前で一年の平穏を祈り終えた人の表情を捉えています。心の中に静かな覚悟や祈りが満ちている様子が、「静かなり」という言葉から清々しく伝わってきます。
初詣深きこころのなかりけり
久保田万太郎【現代語訳】新年の初詣にやってきたものの、自分にはそれほど深い信仰心や敬虔な気持ちがあるわけではないのだなぁ。【鑑賞】お正月だからなんとなく皆と初詣に来てみたけれど、取り立てて熱心に祈るような深い心境でもない、という自身の凡庸さを素直に吐露しています。多くの現代人にも通じる、人間味あるユーモラスでどこか哀愁の漂う名句です。

みんなの「初詣」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「初詣」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「新年」の季語

初詣」について深く学ぶ(関連記事)