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SNS投稿術俳句の作り方2026年4月26日(更新: 2026年9月19日)

俳句の作り方【完全ガイド2026】季語・五七五・切れ字からコツまで全解説

はじめての俳句サポーター 凛

はじめての俳句サポーター 凛

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俳句の作り方【完全ガイド2026】季語・五七五・切れ字からコツまで全解説
はじめてでも大丈夫

俳句の作り方を
やさしく順番に

季語・五七五・切れ字・推敲まで
最初の一句を作りながら覚える完全ガイド

「俳句を作ってみたいけれど、何から始めればいいの?」という方へ。まずは難しい理論を全部覚える必要はありません。

初心者は、①目の前のものを一つ見つける → ②季語を一つ選ぶ → ③五・七・五を目安に声に出して整える、この順番から始めると取り組みやすくなります。

まずは、この3つだけ覚えればOK

1. 見つける 今日、目に入ったものや聞こえた音を一つメモします。

2. 季語を選ぶ その場面に合う季節の言葉を一つ選びます。

3. 声に出す 五・七・五を目安に、自然に聞こえるよう整えます。

執筆:俳句びと編集部
初めて俳句に触れる方にも分かりやすいよう、基礎用語や作り方を順番に整理しています。この記事内の「編集部作例」は、作り方を説明するために俳句びと編集部が作成した例句です。

3分で最初の一句を作ってみよう

最初から上手な句を作ろうとすると、手が止まりやすくなります。まずは次の型を使って、一度最後まで作ってみましょう。

初心者向けの型

[5音の季語]+[7音の場面]+[5音の動き・様子]

1
季語を一つ選ぶ
例:春の風(5音)/秋の風(5音)/冬の朝(5音)
2
見えたもの・聞こえたものを書く
「スマホを閉じて」「レジ袋鳴る」「改札抜ける」など、具体的な場面を置きます。
3
声に出して五・七・五に近づける
文字数ではなく、声に出したときの「音」で数えます。

俳句びと編集部の作例

春の風 スマホを閉じて 空を見る

秋の風 レジ袋鳴る 帰り道

冬の朝 改札抜ける 息白し

もっとゆっくり、5ステップで作りたい方へ

題材探しから推敲まで、一句を作る手順だけに絞って解説しています。

初心者向け5ステップを見る →

今すぐ一句詠んでみましょう

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俳句の基本形は「五・七・五+季語」

伝統的な俳句の入門では、まず五・七・五の17音と季語を基本形として覚えると分かりやすいです。ただし、俳句には字余り・字足らず、無季俳句、自由律俳句などもあります。最初は基本形から練習し、慣れてからさまざまな表現に触れていきましょう。

項目俳句川柳短歌
基本の音数5・7・55・7・55・7・5・7・7
季語伝統的には重視される必須ではない必須ではない
特徴季節・切れ・省略などを生かす人事や機知なども広く扱う31音で幅広い題材を詠む

※俳句と川柳は「題材」だけではきっぱり分けられません。どちらも人間や社会、自然を扱うことがあります。初心者は、まず「季語を生かす俳句」と「季語を必須としない川柳」という違いから理解すると整理しやすいです。

季語は「季節を一言で連れてくる言葉」

季語(きご)は、季節の景色や暮らしを短い言葉に凝縮したものです。意味や季節を調べるときに使う本や辞書が歳時記(さいじき)です。

季語は、実際の気温やカレンダーの感覚と俳句上の季節がずれることがあります。たとえば西瓜は初秋として扱われる代表例です。新年の季語も、冬とは別に「新年」として分類されます。

初心者が使いやすい季語と音数

季節季語音数使う場面の例
春桜(さくら)3音花見・学校・散歩
春の風5音窓辺・外出
菜の花4音黄色い野辺
鶯(うぐいす)4音鳥の声
卒業4音学校・別れ
夏梅雨(つゆ)2音雨・湿気
蛍(ほたる)3音川辺・夕暮れ
向日葵(ひまわり)4音強い日差し
夕立(ゆうだち)4音急な雨
冷奴(ひややっこ)5音食卓
秋紅葉(もみじ)3音色づく木々
名月(めいげつ)4音秋の月
秋の風5音涼しさ・夕暮れ
虫の音(むしのね)4音夜の虫の声
西瓜(すいか)3音俳句では初秋
冬雪2音雪景色
冬の朝5音冷えた朝
手袋4音外出・通勤
みかん3音食卓・こたつ
年の暮5音年末
新年初日の出5音元日の朝
初詣(はつもうで)5音神社・寺
お雑煮4音正月の食卓
書初(かきぞめ)4音新年の筆
年賀状5音正月の便り

覚えておきたいこと:季語が二つ入る「季重なり」が必ず誤りというわけではありません。ただ、初心者のうちは主役がぼやけないよう、まず一つに絞ると作りやすくなります。

季語の探し方で迷ったら

歳時記の引き方と、季語の選び方を初心者向けに整理しています。

歳時記の使い方を見る →

五・七・五は「文字数」ではなく「音数」で数える

俳句では、見た目の文字の数ではなく、声に出したときの音(モーラ)を数えます。迷ったら、ゆっくり指を折りながら読むと分かりやすいです。

種類数え方例
普通の仮名1文字で1音さ・く・ら=3音
小さい「ゃ・ゅ・ょ」前の音と合わせて1音チョ=1音
小さい「っ」1音き・っ・て=3音
「ん」1音ほ・ん=2音
長音「ー」1音コ・ー・ヒ・ー=4音

よく迷う言葉

チューリップ=5音 / 向日葵(ひまわり)=4音 / コスモス=4音 / 運動会=6音 / マフラー=4音 / 初日の出=5音

字余り・字足らずがあるからといって、すぐに間違いになるわけではありません。定型から外れる表現も俳句にはあります。ただし、初心者は一度五・七・五に整えてみることで、言葉を削る感覚やリズムを身につけやすくなります。

音数をもっと詳しく確認したい方へ

拗音・促音・長音から、字余り・字足らずまで例つきで解説しています。

5・7・5の数え方を見る →

何を詠めばいい?「写生」で素材を見つける

俳句で何を詠むか迷ったときは、まず目の前をよく見る方法があります。近代俳句では、正岡子規が写生を重視しました。俳句の作り方は写生だけではありませんが、初心者が具体的な言葉を見つける練習として、とても役立つ考え方です。

「気持ち」から「見えたもの」へ

「きれいだった」→ 何色だった? どこにあった? 何が動いた?

「寒かった」→ 息は白かった? 手はどこにあった?

「うれしかった」→ 思わず何をした? 誰がいた?

感情を俳句に入れてはいけない、という意味ではありません。最初の練習では、感情をそのまま説明するより、その気持ちが伝わる景色や動作を一つ置くと、読み手が想像できる余白が生まれやすくなります。

素材メモは、一句にしなくてOK

  • 洗濯物の影が長い
  • 湯のみから湯気
  • 駅のホームで蝉の声
  • 落葉が玄関まで入ってきた

こうした短いメモをためておくと、あとから季語と組み合わせやすくなります。

切れ字と取り合わせは「次の一歩」

一句作れるようになったら、切れ字や取り合わせを少しずつ試してみましょう。どちらも必須ではありません。

切れ字「や・かな・けり」

切れ字は、句の流れを切ったり、詠嘆や余韻を生んだりする働きを持つ言葉です。入門では「や」「かな」「けり」を知っておくと理解しやすいです。

古池や 蛙飛びこむ 水の音

――松尾芭蕉

「や」で大きく切れることで、古池の景と、その後の蛙の動き・水音が響き合います。

取り合わせと一物仕立て

取り合わせは、二つの異なる素材を一句の中で響き合わせる作り方です。

一物仕立て(いちぶつじたて)は、一つの季語や対象を中心に、そのものの姿や変化を掘り下げる作り方です。どちらが上というものではありません。

一句を作って推敲する5ステップ

Step 1|気になった場面を一つ選ぶ
壮大な景色でなくても、台所・散歩道・駅・庭で十分です。
Step 2|季語を一つ選ぶ
歳時記で意味と季節を確認します。
Step 3|まず言葉を置いてみる
最初から完璧な五・七・五を目指しすぎず、場面が分かる言葉を並べます。
Step 4|余分な説明を削る
「うれしい」「きれい」「〜だから」など、景色だけで伝わる部分がないか見直します。
Step 5|声に出して読む
リズム、同じ音の重なり、言いにくいところを確認します。

投稿前の5秒チェック

□ 季語の季節は合っている?
□ 主役が二つ三つに分かれていない?
□ 説明しすぎていない?
□ 声に出したとき自然?
□ 一晩置いたら削れる言葉はない?

初心者がつまずきやすい4つのポイント

1. 感想を全部書いてしまう

「きれい」「楽しい」と言い切る前に、その気持ちを生んだ物・音・動きを一つ探してみます。

2. 一句に情報を詰め込みすぎる

場所・人物・気持ち・理由を全部入れず、「何を一番見せたいか」を一つ決めます。

3. 季語を実際の月だけで判断する

季語の季節は歳時記で確認します。西瓜が秋、新年季語が冬とは別区分になるように、日常感覚と異なる例があります。

4. 難しい言葉を無理に使う

俳句だからといって古語ばかり使う必要はありません。普段の言葉でも、具体的な景色が見えれば一句になります。

「新しい言葉=新しい季語」ではありません

スマホ、配信、リモートなどの現代語は俳句に使えますが、それだけで季語になるわけではありません。季語かどうかは歳時記で確認し、現代語は季語と取り合わせる素材として使うと安心です。

名句から「省く力」を学ぶ

名句を書き写すと、季語の置き方、切れ、言葉を言いすぎない感覚がつかみやすくなります。

古池や 蛙飛びこむ 水の音

松尾芭蕉

古池の静けさを説明せず、水音との対比で感じさせます。

春の海 終日のたり のたりかな

与謝蕪村

ゆったりした音の運びそのものが、春の海の穏やかな動きを伝えます。

柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺

正岡子規

柿を食べる身近な感覚と鐘の音を取り合わせ、場所と季節を印象づけます。

有名な俳人と名句をもっと知りたい方へ

芭蕉・子規・一茶など、俳人ごとの名句と作風をまとめています。

有名俳人一覧を見る →

縦書き・横書きはどちらでもOK。応募時は要項を確認

俳句は伝統的に縦書きで書かれることが多い一方、WebやSNSでは横書きも一般的です。普段の練習では、読みやすい方法を選んでかまいません。

迷いやすい点考え方
句読点伝統的な表記では使わないことが多いですが、絶対的な禁止ではありません。
上五・中七・下五の空白作品では続けて書くことも多く、Webでは読みやすさのため空白を入れることもあります。
俳号・氏名句会・大会・投稿先ごとの指定に従います。
応募作品縦書き・横書き、表記方法、未発表条件など、必ず応募要項を確認します。

一句できたら、残してみませんか?

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投稿の手順が不安な方へ

句を作ったあと、どこを押して投稿するかを順番に確認できます。

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俳句の作り方でよくある質問

Q. 季語は必ず一つですか?
伝統的な俳句では季語を重視しますが、現代俳句には無季の作品もあります。また季重なりが必ず誤りというわけでもありません。初心者はまず、一句の中心になる季語を一つに絞ると作りやすくなります。
Q. 字余りは失敗ですか?
失敗とは限りません。定型から外れる表現もあります。ただ、最初は五・七・五に整える練習をすると、音のリズムや言葉を削る感覚が身につきやすくなります。
Q. カタカナや現代語を使ってもいいですか?
使えます。「スマホ」「コンビニ」など、今の生活を表す言葉も俳句の素材になります。ただし、それらが季語になるとは限りません。季語は歳時記で確認しましょう。
Q. 感情を書いてはいけませんか?
書いてはいけないわけではありません。ただ、初心者は感情を説明しすぎると17音が窮屈になりがちです。まず景色や動作を具体的に置き、どこまで言わなくても伝わるか試すと、余韻が生まれやすくなります。
Q. 取り合わせと一物仕立ては何が違いますか?
取り合わせは、異なる二つの素材を一句の中で響き合わせる作り方。一物仕立ては、一つの対象を中心に描く作り方です。どちらも代表的な方法で、句によって向き不向きがあります。
Q. 俳句は縦書きでないとだめですか?
普段の練習やWeb投稿では横書きでも問題ありません。大会や投稿先に出すときは、その応募要項に従ってください。

まとめ|最初の一句は「見る・選ぶ・読む」から

俳句の作り方を一度に全部覚える必要はありません。まずは、目の前の場面を見る、季語を一つ選ぶ、声に出して整える。この3つから始めてみてください。

今日の一歩:窓の外、机の上、帰り道のどこか一か所を見て、一つだけ言葉にする。

そこに季語を一つ添えるだけで、最初の一句の材料がそろいます。

参考にした主な資料
・一般社団法人 現代俳句協会「俳句入門」「初心者講座」
・季語と歳時記の会「季語と歳時記」
・国立国会図書館・レファレンス協同データベース(正岡子規と写生に関する資料案内)

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