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「とろろ正月」とは、正月の1月2日(地域によっては3日や4日)に「とろろ(自然薯や大和芋などをすりおろした汁)」を食べる習慣、あるいはその日のことを指します。「二日とろろ」とも呼ばれ、古くから正月の代表的な行事食として親しまれてきました。おせち料理やごちそうを贅沢に食べて少し疲れた胃腸をいたわるという先人の生活の知恵であり、また、長く伸びるとろろのように細く長く、健康に生きることを願う長寿延命の祈りも込められています。
お正月の華やかで特別なハレの雰囲気から、少しずつ日常の気取らない時間へと戻っていく「変化の瞬間」を捉えるのがコツです。とろろをすり鉢ですりおろす「すりこぎの音」や、ずるずると音を立てて食べる様子、素朴な器など、五感を刺激する具体的な描写を取り入れると、生活感あふれる温かい句になります。
・食具・動作:「すり鉢」「すりこぎ」「箸」「ずるずると」「流し込む」 ・からだの感覚:「胃の腑」「休める」「のどごし」 ・生活の様子:「夫婦」「朝寝」「静か」「二日(ふつか)」
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