季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「春の暮(はるのくれ)」は、春の日の「夕暮れ時」を表す季語です。古典的な和歌などでは「春という季節全体の終わり(晩春)」を指すこともありましたが、現在の俳句では主に「春の一日の夕暮れ」を指して用いられます。春は冬に比べて日が長くなり、夕暮れ時にもやわらかな光やほんのりとした暖かさが残ります。その移ろいゆく光景には、どこか名残惜しく、ゆったりとした独特の情感が漂います。
秋の夕暮れのような急き立てられるような寂寥感とは異なり、春の暮は「かすかな気怠さ」「のどかな余韻」「名残惜しさ」を意識して詠むのがポイントです。徐々に暗くなっていく町並みや空の色の変化、灯り始める街灯や家々の窓明かり、家路につく人々の柔らかな気配など、視覚や空気感を取り入れると情景が鮮やかに立ち上がります。一日を終える安堵感や、去りゆく時間への愛おしさを言葉に託してみましょう。
・家路、帰り道、辻、窓明かり(生活感や夕暮れの帰還を思わせる言葉) ・鐘の音、人声、足音(静かに響く日常の音) ・川波、影、薄墨(光と影の移ろいを表す言葉)
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?美しき
碧の玻璃なる
秋の酒
秋深し
幸を追う道
夕の風
秋宵の
月にたなびく
白きすじ
達磨さん
転んで深き
秋の暮
影あわき
後の月見に
たたずめり
禅僧や
素足のままの
秋深し