残桜

残桜

ざんおう

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「残桜(ざんおう)」とは、花の盛りが過ぎて大半が散ってしまった後、枝にわずかに散り残っている桜のことを指します。季節は晩春(春の終わり)に分類されます。華やかに咲き誇る満開の桜とは異なり、緑の若葉が目立ち始める中でひっそりと残る花姿には、過ぎ去る春を惜しむ「惜春(せきしゅん)」の思いや、もののあわれが深く込められています。古来、満開だけでなく散り際や散り残った姿にも美を見出す日本の美意識を象徴する季語です。

この季語で詠むコツ

残桜を詠む際は、派手な描写を避け、静けさや寂寥感、あるいは微かな生命の輝きに着目するのがポイントです。すでに青葉が芽吹き始めた梢とのコントラストを描いたり、風や光といった自然現象と取り合わせたりすると、残された花びらの儚さが際立ちます。また、春の終わりを名残惜しむ心情や、人の営みの移ろいを静かに重ね合わせることで、情緒豊かで奥行きのある句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・梢、青葉、若葉、幹などの植物の部位や春の木々の様子 ・春雨、夕暮、春風、日差しなどの春の気象や光 ・古寺、石段、山道、水辺などの静けさを感じさせる場所 ・佇む、仰ぐ、触れるなどの静かな所作を表す言葉

「残桜」の俳句例 (1件)

残桜や見捨てたまひし御用邸
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「残桜」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

見慣れし道

ふと見つめたり

濃紫陽花

青梅は

緑色だよ

青い空

知らぬ美の

まだ世に満ちて

春惜しむ

霧深し

人生重ね

樹齢かな

蛍狩

闇夜に光

命たち

父の日や

ビール差し出し

わらいあう

関連する「春」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事