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俳句の作り方月ごとの俳句2026年4月25日(更新: 2026年10月15日)

3月の俳句|【保存版】春の訪れを活かした「作り方」のコツ|趣ある一句を心を込めてお手伝いします

はじめての俳句サポーター 凛

はじめての俳句サポーター 凛

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3月の俳句|【保存版】春の訪れを活かした「作り方」のコツ|趣ある一句を心を込めてお手伝いします
3月の俳句案内

春の気配を一句にする
3月の俳句の作り方

3月の俳句は、春の始まりや気温の移ろい、景色の変化の中から、心に残った一つを丁寧にすくい取ると作りやすくなります。

俳
俳句びと編集部
はじめての方にもわかりやすく、季語や作り方の基本をご案内します。

3月は、まだ寒さの残る日がある一方で、風や日差しの中にふっと春らしさを感じる季節です。俳句では、その変化をすべて説明するのではなく、「今日いちばん心に残ったもの」を一つ選ぶと、景色が伝わりやすくなります。ここでは、3月に使いやすい季語から、五・七・五の整え方、作例まで順番にご紹介します。

3月の季語を、代表的な句とあわせて一覧で見たい方はこちら

3月の季語一覧はこちら →

🌸3月に使いやすい春の季語

まずは、目で見たものや肌で感じたものに合う季語を一つ選んでみましょう。3月は、行事・風・花・空気の変化など、身近なところに題材があります。

雛祭

三月三日の桃の節句。雛人形や家族の時間など、行事の情景を詠みやすい季語です。

春風

春に吹く穏やかな風。頬に触れる感覚や、草木・洗濯物が揺れる様子にも目を向けられます。

山笑う

春になり、山が明るく生き生きして見える様子を表す季語です。

菜の花

黄色い花が広がる春らしい景色。色や光と組み合わせると情景を描きやすくなります。

彼岸

春分の日を中日とする春の彼岸。墓参りや家族の記憶など、暮らしの場面とも結びつきます。

霞

春、遠くの景色がぼんやり見える様子。山や町並みの距離感を表すときにも使えます。

春の季語一覧と使い方をもっと見る(近日公開)

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📝3月の俳句の作り方 3つの手順

難しい言葉を探すより、まずは「見たこと」「聞こえたこと」「肌で感じたこと」を一つだけ言葉にしてみるのがおすすめです。

1

春らしい景色や気持ちを一つ選ぶ

俳句は、たくさんのことを詰め込むよりも、ひとつの場面を丁寧にとらえるほうが伝わりやすくなります。たとえば、春風を感じた瞬間、道ばたの菜の花、雛祭の飾りなど、3月らしい景色や気持ちを一つ選んでみましょう。

2

五・七・五の形に整える

選んだ景色を声に出しながら、五・七・五の十七音に近づけてみましょう。俳句では、文字数ではなく「音」で数えます。はじめての方は、まず基本の数え方を知っておくと安心です。

五・七・五を数えるときの基本

  • ① 小さい「っ」も一音です。
    例:きっと → き・っ・と で三音
  • ② 「きゃ」「しゅ」「ちょ」などは、二文字でも一音です。
    例:しゅん → 二音
  • ③ のばす音「ー」も一音です。
    例:スケート → す・け・え・と で四音
  • ④ 迷ったときは、声に出してゆっくり数えてみましょう。
俳
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3

声に出して整える

一句できたら、声に出してゆっくり読んでみましょう。言いにくいところがないか、意味が自然に伝わるかを確かめるだけで、句が整いやすくなります。ご家族やお仲間に読んでもらうのも、よい見直しになります。

切れ字(や・かな・けり)の使い方も見る

🌟季語が多すぎる句の見直し方

春らしさを出そうとして季語をいくつも入れると、どの景色を一番見せたいのかが分かりにくくなることがあります。初心者のうちは、まず季語を一つに絞ってみると整理しやすくなります。

例:季語が重なってしまった句

春風や
菜の花咲いて
雛祭

「春風」「菜の花」「雛祭」など季節を表す言葉が重なると、何をいちばん伝えたいのかがぼやけやすくなります。

見直し例:季語を一つにしぼる

春風や
揺れる産着の
薄黄色

季語を一つにしぼると、句の中心が定まり、読み手にも景色が伝わりやすくなります。


🌿3月の俳句の例

身近な出来事から作れる句と、少し対比や余白を意識した句を紹介します。

※以下は、季語の使い方を分かりやすくするために編集部で作成した作例です。

季語:雛祭

箱を出て 少しすまし顔 雛祭

一年ぶりに箱から出した雛人形を「すまし顔」と捉えた作例です。身近な行事の小さな発見が句の中心になっています。

季語:春一番

バスを待つ 列のほどけて 春一番

風でバス待ちの列が乱れる一瞬を切り取った作例です。季語を説明せず、風の強さを人の動きで見せています。

季語:春風

春風に 教科書めくれ 帰り道

春風そのものを説明せず、教科書のページがめくれる動きから風を感じさせる作例です。

季語:霞

霞の中 駅名読めず 乗り過ごす

春の霞と日常の出来事を組み合わせた作例です。身近な失敗も、季節と結びつけると句の題材になります。

季語:山笑う

山笑う 鉄塔一つ 雲を突き

柔らかな春の山と、無機質な鉄塔を並べて見せる作例です。性質の違うものを置くことで景色に奥行きが生まれます。

季語:雛仕舞

雛仕舞 急ぎしままに 雨となる

雛人形を片づける日の慌ただしさと、変わりやすい春の天気を重ねた作例です。

句を整えるひと工夫
句ができたら、声に出して読んだり、誰かに読んでもらったりしてみましょう。自分では気づきにくい言葉の流れや、伝わり方を確かめやすくなります。ゆっくり見直すことで、句がより自然に整います。
俳
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❓よくある質問

Q3月に使う季語は、4月にも使えますか?
A「春風」や「菜の花」のように春の季語として幅広く使われる言葉もあります。一方、「雛祭」のように特定の行事と強く結びつく季語もあります。実際に詠む場面と季語の意味が合っているか、歳時記や季語辞典で確かめると安心です。
Q「っ」や「ゃ」も1音として数えますか?
A小さい「っ」は1音です。「きゃ・しゅ」などの拗音は2文字で1音として数えます。長音「ー」も1音です。たとえば「春一番(はるいちばん)」は、は・る・い・ち・ば・ん=6音です。
Q季語が2つ入ってしまいました。どうすればいいですか?
A季語が二つ以上入る「季重なり」が、必ず誤りというわけではありません。ただ、初心者のうちは「この句で一番見せたい季語はどれか」を決め、一つに絞ると句の焦点を整えやすくなります。

🌱4月へ向けて

3月から4月へ進むと、桜や新しい生活の始まりなど、身近な景色も大きく変わっていきます。同じ道を歩いていても、先週とは違う花や光に気づくことがあります。そうした小さな変化を一つずつ句に残していくと、季節の日記のように楽しめます。

4月の俳句作りを予習する

🌸3月の俳句づくり まとめ

  • ・3月らしい景色や気持ちを、一つ選ぶ
  • ・季語は一つにしぼると、句が伝わりやすい
  • ・五・七・五は、文字ではなく音で数える
  • ・できた句は、声に出して読むと整えやすい
  • ・身近な春の風景から始めると、句が作りやすい

俳句は、特別な出来事がなくても作れます。いつもの道で感じた風、窓辺の光、咲き始めた花。3月の今日、心に残ったものを一つだけ選び、十七音にしてみてください。

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3月の季語一覧(全件・例句つき)

3月の季語の意味や二十四節気、有名俳人の代表的な例句を掲載しています。

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