季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
随身(ずいじん・ずいしん)とは、平安時代以降に貴人の警護のために従った近衛府の武官のことです。俳句で春の季語として用いる場合は、雛飾りの四段目に配される人形の「随身」を指すのが一般的です。向かって右に配される白髪と豊かな髭を蓄えた年配の「左大臣」と、向かって左に配される若々しい紅顔の「右大臣」の二人一組で構成されます。巻纓(けんえい)の冠をかぶり、弓矢や剣などの武具を帯びて主君を守る姿は、雅やかな雛段に引き締まった武の趣を添えています。
三人官女や五人囃子といった華やかな人形たちの中で、随身は武官ならではの厳格さや凛々しさが際立つ存在です。白髭をたくわえた老人の左大臣と、若武者である右大臣の「老若の対比」に目を向けたり、矢を収めた胡籙(やなぐい)や弓、刀といった武具の精巧さをクローズアップしたりすると情景が鮮やかに立ち上がります。華やぐ春の灯りの中で、静かに主君を見守る眼差しや影に光を当てることで、雛祭りの風情をより深く表現することができます。
・弓、矢羽、胡籙(やなぐい) ・白髭、紅顔 ・緋毛氈(ひもうせん)、雛段 ・守る、直立す、控ふ
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?