季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「秋の帷子(あきのかたびら)」とは、夏に着ていた麻などの裏地のない単衣(帷子)を、秋になってもそのまま着続けていること、あるいは秋の初めに着る薄手の衣服を指す生活の季語です。 本来は夏に着る涼やかな帷子ですが、秋風が吹き始めて朝夕に肌寒さを覚えるようになってもなお名残惜しく身にまとっていたり、貧しさゆえに袷(あわせ・裏地のある秋の着物)に更衣ができずに着続けたりする情景を表します。季節の移ろいに対する寂寥感や、庶民の暮らしの侘しさが漂う季語です。
夏から秋へと季節が変わる瞬間の「肌寒さ」や「風の感触」を意識して詠むのがポイントです。夏の帷子は涼感をもたらすものですが、秋の帷子は逆に身に染みる冷気や頼りなさを際立たせます。衣服を通した皮膚感覚や、季節に乗り遅れたような哀愁、質素な暮らしの佇まいを写し取ると深みが出ます。
・肌冷え(はだびえ)、秋風(あきかぜ)、夜寒(よざむ) ・色褪せ、綻び(ほころび)、袂(たもと)、麻(あさ) ・暮色(ぼしょく)、夕暮(ゆうぐれ)、灯火(ともしび)
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?