夕紅葉

夕紅葉

ゆうもみじ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「夕紅葉(ゆうもみじ)」とは、夕暮れの光を浴びて一段と鮮やかに映える紅葉、あるいは夕暮れ時の淡い闇の中に沈みゆく紅葉の情景を指す言葉です。 秋の深まりとともに美しく色づいた木々が、沈みゆく夕日の茜色と重なり合う瞬間は、息をのむほど劇的で美しいものです。昼間の晴れやかな美しさとは異なり、一日の終わりが近づく物悲しさや、やがて闇に包まれてしまう儚さが加わり、日本人の美意識を強く刺激する風情があります。

この季語で詠むコツ

「夕紅葉」という言葉そのものに「夕暮れの赤さ」が含まれているため、単に「赤い」「夕日が照る」と重ねて描写すると説明的になりがちです。 コツとしては、光と影の対比や、刻一刻と変化する時間の流れに目を向けることです。例えば、急速に迫ってくる山の影、急に冷え込んでくる夕暮れの空気、あるいは家路を急ぐ人の足音などを取り合わせると、夕紅葉の存在感が一層際立ちます。昼の賑わいが去ったあとの静寂や、ほんのわずかな時間しか見られない光の移ろいを捉えてみましょう。

相性のいい言葉・取り合わせ

夕方の落ち着いた時間帯や、秋の夕暮れの冷気を想起させる言葉と非常によく合います。 ・情景を深める言葉:石段、川面、遠山、暮れ泥む、影法師 ・感覚を呼び起こす言葉:鐘の音、冷気、茜空、家路、静まり返る

「夕紅葉」の俳句例 (5件)

白河の關を染めけり夕紅葉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
夕紅葉色失ふを見つつあり
誰よりも疲れし我や夕紅葉
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
温泉の香のたゞよひゐるや夕紅葉
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
温泉の流煙れる門の夕紅葉
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「夕紅葉」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

朝霧に

似合ふ紅茶や

ダージリン

雀瓜

静かにそっと

笑いおり

朝霧や

始発電車の

人静か

葉の脈に

霜の結ぶ音

聞こえけり

朝霧の

中から見ゆる

ふるさとや

後の月

昼に見し猫

今何処

関連する「秋」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事