1906年 - 1956年

松本たかし

まつもと たかし

作風・特徴

能楽師の血が流れる幽玄・余白・静謐を重んじた句風。言葉の外側に広がる「間」を大切にし少ない言葉で深い世界を生み出す。能の所作のような精緻さと病と向き合いながら詠んだ句の透明な美しさ。

生涯・略歴

東京府(現・東京都)生まれ。能楽師の家に生まれ病のため能楽師の道を断念して俳句に転じた異色の俳人。高浜虚子に師事し「笛」を創刊・主宰した。能楽の所作・舞台的美意識が句に流れ込み幽玄・静寂・余白を大切にした独自の句風を確立した。50歳で没したが残した句は質・量ともに高い評価を受ける。

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