露の玉
俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「露の玉(つゆのたま)」は、秋の早朝、草木の葉や花びら、クモの巣などに丸く結ばれた露の滴(しずく)を指す秋の季語です。古来、秋の季語である「露」は人生や命の儚(はかな)さの象徴として愛でられてきましたが、そこに「玉」と添えることで、真珠や水晶のように透き通った球体の美しさ、宝石のような輝きがいっそう強調されます。朝の清澄な大気の中で一瞬だけ完璧な形を保ち、陽光を受けて光り輝く純粋な命の結晶といえます。

この季語で詠むコツ

「露の玉」を詠む際は、その微小な世界へのクローズアップと、光や動きの繊細な変化を捉えるのがコツです。「ころがり落ちる」「こぼれそうでこぼれない」といった表面張力の緊張感を描写したり、朝日子(あさひこ)が差し込んでキラリと七色に光る一瞬を切り取ったりすると、映像が鮮明に立ち上がります。また、露の玉が乗っている下地(葉先、花びら、蜘蛛の糸など)との対比を意識すると、その軽やかさや透明感が引き立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・光や透明感を表す言葉(朝日子、白光、すきとほる、かがよふ) ・植物や自然物(笹の葉、撫子、蓮の浮葉、蜘蛛の糸) ・繊細な動作や状態(こぼるる、とどまる、ゆらぐ、重からず) こうした微小で静謐な世界を彩る言葉と合わせることで、秋の朝の澄み切った美しさを余すところなく表現できます。

「露の玉」の俳句例 (5件)

からぐろの葉うつりするや露の玉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
朝の日を宿して落つる露の玉
高浜虚子『六百五十句』(青空文庫)
露の玉小牛の角をはしりけり
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
ほろ/\と露の玉ちる夕哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
つぶ/\と丸む力や露の玉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「露の玉」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

ポチの背も

下毛ふくらみ

冬支度

迅き日や

もう一枚の

冬支度

紅そへて

古寺冷まじや

径寂し

鋏研ぎ

常磐も活けり

冬支度

万象の

吾をのこして

冬支度

大戸なる

闇に芋穴

冬支度

関連する「秋」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事