9月の季語 秋 (仲秋)

中秋の名月や秋風が心地よい9月の季語を紹介します。

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一覧 (18件)

秋桜

autumn

あきざくら

意味・由来 メキシコ原産のキク科の一年草。明治時代に日本に渡来し、秋の桜と書くように、日本の秋の風景に欠かせない花となりました。白、ピンク、紅などの可憐な花が風に揺れる様子は秋の風情を感じさせます。 この季語で詠むコツ コスモスは群生して風に揺れる様子や、澄んだ秋空との対比が美しい季語です。明治以降の新しい花であるため、古風な表現よりも現代的な生活感や明るい風景とよく合います。風に揺れるひたむきさや、色とりどりの可憐な姿を素直に写生すると、清々しい句になります。 相性のいい言葉・取り合わせ 天候・風景:秋晴、野道、風 生活・動作:自転車、散歩、ベンチ 色彩・状態:揺れる、ピンク、群生 傍題 コスモス(こすもす)

autumn

むし

意味・由来 俳句において単に「虫」といえば、秋に鳴く昆虫を指します。コオロギ、スズムシ、マツムシなど、秋の夜長に美しい音色を響かせる虫たちは、古来より日本の秋の風情として愛され、多くの和歌や俳句に詠まれてきました。 この季語で詠むコツ 虫の音色は、秋の深まりや静寂、そして時に寂寥感を際立たせます。特定の虫(スズムシなど)に絞らず「虫」とすることで、草むら全体から聞こえる合唱や、夜の静けさそのものを表現できます。灯りや読書など、秋の夜の日常と取り合わせるのが王道です。 相性のいい言葉・取り合わせ 天候・風景:月夜、草むら、露 生活・動作:読書、灯、窓 時間・状態:夜長、静寂、闇 傍題 鳴く虫(なくむし)、虫の声(むしのこえ)、夜の虫(よるのむし)

秋刀魚

autumn

さんま

意味・由来 秋を代表する大衆魚。刀のように細長く銀色に光る姿から「秋刀魚」と書かれます。脂が乗った秋刀魚を七輪で焼く煙や匂いは、日本の秋の食卓を象徴する風景であり、庶民の味覚として深く愛されています。 この季語で詠むコツ 秋刀魚の銀色の美しさよりも、焼くときの煙、脂の弾ける音、すだちや大根おろしとの取り合わせなど、食欲をそそる具体的な生活の匂いを詠むのが王道です。夕餉(ゆうげ)の温かさや、庶民的な日常の喜びを素直に表現すると良い句になります。 相性のいい言葉・取り合わせ 食材・道具:すだち、大根おろし、七輪 生活・動作:焼く、夕餉、煙 状態・感覚:焦げ目、匂い、脂 傍題 さんま(さんま)、初秋刀魚(はつさんま)

名月

autumn

めいげつ

意味・由来 陰暦八月十五夜(中秋)の月のこと。一年で最も美しく澄み切った月として、古くから観月の宴が催されてきました。俳句で単に「月」といえば秋の月を指しますが、「名月」は特に十五夜の月を讃える特別な季語です。 この季語で詠むコツ 名月はその美しさと存在感が圧倒的であるため、月そのものを描写するよりも、名月に照らされた地上の風景や、月を見上げる人々の営みを詠むことで、月の輝きが逆説的に際立ちます。壮大な景色のほか、ささやかな日常風景と組み合わせるのも効果的です。 相性のいい言葉・取り合わせ 天候・風景:ススキ、雲、池 生活・動作:団子、宴、窓辺 時間・状態:夜もすがら、煌々、静か 傍題 中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)、十五夜(じゅうごや)、今日の月(きょうのつき)

秋雨

autumn

あきさめ

意味・由来\n「秋雨(あきさめ)」は、秋に降る雨全般を指す三秋の季語です。夏の夕立のような激しさや春雨の柔らかさとは異なり、しとしとと静かに降り続き、ひと雨ごとに気温を下げて冬へと近づけていく冷涼感が特徴です。古くから「秋の長雨」「すすき梅雨」とも呼ばれ、どこか物寂しく、人恋しさを誘う情緒豊かな季語として親しまれてきました。\n\n### この季語で詠むコツ\n秋雨を詠む際は、単に「雨が降っている情景」を描くだけでなく、その雨がもたらす「冷たさ」「静けさ」「暗さ」「時間の経過」に着目するのがポイントです。室内の静寂や灯りのぬくもり、雨滴が物に当たる繊細な音、濡れた草木の深まる色彩など、五感(触覚・聴覚・視覚)を意識して描写すると、秋雨ならではの深みや寂寥感が引き立ちます。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n秋雨は静的な季語であるため、落ち着いた日常風景や静かな室内、ぬくもりを感じる事物と好相性です。\n- 室内・静けさ:灯火、障子、古本、机、窓、茶碗\n- 色・質感:濡色、鈍色、冷え、しじま、湿り\n- 自然・情景:瓦、庭石、落ち葉、夕暮れ、夜半

autumn

くり

意味・由来 「栗(くり)」は秋を代表する味覚であり、ブナ科の落葉高木になる実のことです。古くは縄文時代から日本人の主食や貴重な食料として親しまれてきました。秋になるとイガが割れ、中から艶やかな褐色の実がこぼれ落ちます。実そのものを指す「栗」のほか、イガに入ったままの「毬栗(いがぐり)」、地面に落ちた「落栗(おちぐり)」、栗を収穫する「栗拾(くりひろい)」や調理した「茹栗(ゆでぐり)」「焼き栗」など、多彩な関連季語を持ち、秋の深まりや豊かな実りを象徴します。 この季語で詠むコツ 栗を詠む際は、視覚・触覚・聴覚・味覚など五感を豊かに働かせることがポイントです。例えば、イガの鋭いトゲの痛さ、落ちた実の滑らかな光沢やつや、山道を歩いていて「パサッ」「コトッ」と栗が落ちる乾いた音、拾い上げるときの掌に伝わる確かな重みやぬくもりなど、具体的な感覚を写生すると句にリアリティが生まれます。また、栗ごはんや茹で栗といった食卓の温かみや家族の団らんを描くのにも最適です。 相性のいい言葉・取り合わせ ・山道、雑木林、里山、竹籠、掌(てのひら) ・落ちる、割れる、拾う、弾ける、転がる、香ばし ・深まる秋、暮色、木漏れ日、土の匂い、夕餉

秋の夜

autumn

あきのよる

意味・由来\n「秋の夜(あきのよる)」は、秋の訪れとともに次第に長くなっていく夜のことです。夏のにぎやかで短い夜とは対照的に、秋の夜は空気が澄んで涼しく、静寂に包まれます。単に時間の長さだけでなく、静けさの中で自分の心と向き合ったり、虫の声や風の音に耳を傾けたりする、しっとりと落ち着いた情緒や一抹の寂しさを象徴する三秋の季語です。\n\n### この季語で詠むコツ\n秋の夜の「長さ」「静けさ」「涼しさ(冷やかさ)」をどのように五感で捉えるかがポイントです。読書、裁縫、語らい、遠くの物音など、夜の時間の過ごし方や身の回りのささやかな動きを描くことで、かえって秋の夜の深まりや静寂が際立ちます。また、灯火(明かり)や影との対比を意識すると、情景が鮮やかに浮かび上がります。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n- 灯火・光(灯火、あかり、蝋燭、影、月光)\n- 静寂・音(虫の声、時計の音、筆の音、衣擦れ)\n- 動作・日常(読書、古書、語らい、繕い物、茶、酒)

敬老の日

autumn

けいろうのひ

秋分

autumn

しゅうぶん

秋風

autumn

あきかぜ・しゅうふう

新米

autumn

しんまい

秋さびし

autumn

あきさびし

松茸

autumn

まつたけ

葡萄

autumn

ぶどう

月見

autumn

つきみ

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