白露

白露

しらつゆ

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意味・由来

「白露(しらつゆ)」は、秋の早朝に草木の葉や花の上に白く光って結ぶ露のことです。二十四節気の一つである「白露(はくろ)」の時期(9月上旬頃)とも重なります。古代中国の五行思想において秋を象徴する色が「白」であることや、朝日を浴びて白くきらめく清らかな粒の姿から「白露」と呼ばれるようになりました。古くから和歌や俳句で愛され、美しさと同時に、朝日が昇ると消えてしまう命の儚さの象徴としても詠まれます。

この季語で詠むコツ

白露の持つ「透明感」「光」「儚さ」を五感で捉えて表現するのがポイントです。一粒の丸い露が葉の上で揺れる繊細な動きや、朝の澄んだ冷気、陽の光を受けてキラリと輝く一瞬のきらめきを切り取ってみましょう。また、露そのものの描写だけでなく、自分の心の静けさや切なさを重ね合わせて詠むと、深みのある一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・植物:萩(はぎ)、芒(すすき)、芋の葉、野菊、露草 ・情景・動き:こぼるる、玉なす、朝日子(あさひこ)、微風、払ふ ・感覚・心情:静けさ、澄む、ひやりと、儚し、命

「白露」の俳句例 (5件)

白露のうつくし過ぎて散にけり
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
白露の淋しき味をわするゝな
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
白露やよごれて古き角やぐら
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
白露もこぼさぬ萩のうねり哉
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
白露の中にうつくし乞食小屋
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

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