早苗

早苗

さなえ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「早苗」とは、田植えをする頃の稲の若い苗のことです。古くは「さ」が稲の神様を意味する接頭語であり、神に捧げる清らかな苗という意味合いも込められていました。苗代から引き抜いて束ねた苗や、植えられたばかりの瑞々しい緑の苗を指します。初夏の澄んだ水田に規則正しく並ぶ姿は、爽やかで生命感に満ちた初夏の風物詩です。

この季語で詠むコツ

早苗は、単なる植物としての姿だけでなく、一面に張られた水や初夏の光と深く結びついています。水鏡となった田に映る青空や白雲、あるいは苗を撫でて渡る涼やかな風など、周囲の光景と組み合わせるとみずみずしさが際立ちます。また、田植えに精を出す人々の手の動きや、きれいに揃った早苗の列に注目することで、情景が鮮やかに浮かび上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・水や光を表す言葉(澄む、水鏡、さざ波、朝日、青空) ・田園の情景を表す言葉(畦道、泥、整然、一筋、そよぐ) ・夏の季語との調和(南風、五月雨、青嵐、植田)

「早苗」の俳句例 (5件)

鶯や野を見下せは早苗とり
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
雨をり〳〵思ふことなき早苗哉
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
烟草のむひま旅人も來て早苗とれ
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
手はなせば夕風やどる早苗哉
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
つる/\と水玉のぼる早苗哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「早苗」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

野菊挿す

小部屋に満つる

日の香り

淡き恋

風にそよぐや

野菊かな

蓮根掘る

指に温みの

泥土かな

山茶花の

一輪に受く

欠け徳利

朝霜を

踏み拉ぎゆく

田の柔し

念願の

法隆寺と

秋桜

関連する「夏」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事