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「紅葉狩」とは、晩秋の山野へ出かけて、赤や黄に色づいた木々の葉を眺めて楽しむ行楽のことです。「狩る」という言葉は、もともと獣を追う意味でしたが、平安時代以降、貴族たちが野山に入って薬草や草花を摘み、愛でる風流な遊びを指すようになりました。木の実拾いや紅葉を手に取って観賞したことから、やがて景色を鑑賞することそのものを「狩る」と呼ぶようになったとされています。
単に「紅葉」という自然そのものを詠むのではなく、「狩」という人の行為や動きが含まれている点が大きなポイントです。そのため、紅葉狩に出かける人々の賑やかな様子、山道を行く足取り、持参したお弁当を開くひとときなど、人間味のある情景や動的な描写を盛り込むと生き生きとした句になります。また、名所や古寺の佇まい、夕暮れ時の帰り道の少し寂しげな余韻を描くのも趣があります。
・山道、石段、渓谷、古寺、茶屋(行楽の舞台となる場所) ・杖、弁当、握飯、水筒、絵葉書(道中の持ち物や小道具) ・連れ、老若、行き交う、憩う(人々の動作や様子) ・夕日、木漏れ日、谷川の音(紅葉を引き立てる自然の情景)
街路樹の
露弾き飛ぶ
紅葉狩り
かずら橋
一歩叫びて
紅葉狩り
紅葉狩り
街路の梢
独り愛で
空に浮く
鉄路あやふき
紅葉狩
紅葉狩り
枝葉も染まる
高野山
眼鏡なく
赤きかたまり
紅葉狩
紅葉狩り
友と語りし
遠き日よ

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