榛の実

榛の実

はしばみのみ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来 榛(はしばみ)はカバノキ科ハシバミ属の落葉低木で、山野の日当たりの良い林縁などに自生します。晩夏から秋にかけて葉の脇に丸く硬い殻を持った実を結び、秋が深まる十月頃に黄褐色に熟します。洋菓子の材料として知られる「ヘーゼルナッツ」は西洋ハシバミの果実であり、同属の日本のハシバミの実も古くから食用や油の原料として親しまれてきました。野山の豊かな実りと素朴な秋の深まりを象徴する植物季語です。 ### この季語で詠むコツ 榛の実は、野山で見つけたときの素朴な喜びや、実が熟してぽとりと零れ落ちる静けさを詠むのに適しています。硬い殻を割ったときの感触やかすかな香ばしさなど、五感(触覚・聴覚・味覚)を働かせることで、単なる植物の描写にとどまらない臨場感が生まれます。また、山雀などの小鳥やリスといった山の生き物との触れ合いを取り入れると、秋の山の情景がより生き生きと立ち上がります。 ### 相性のいい言葉・取り合わせ 「山路」「日和」「梢」「掌(てのひら)」「噛む」「拾ふ」「零る(こぼる)」など、山歩きや木の実拾いの動作・情景を表す言葉と好相性です。

榛の実」の俳句例 (3件)

榛の実の落つる日和のつづきけり
水原秋櫻子【現代語訳】榛の実がぽろぽろと落ちるような、穏やかで晴れやかな秋の日がずっと続いていることだ。【鑑賞】澄み渡る秋晴れの下、木の実が静かに落ちる山里の長閑さと、深まりゆく秋の気配が穏やかに捉えられています。
榛の実を噛みつつ行けば山深し
大野林火【現代語訳】拾った榛の実を噛み砕きながら歩いていくと、山の奥へと分け入るにつれて一層深閑としていく。【鑑賞】素朴な木の実を噛みしめる感触とともに、静寂に包まれた秋の深山へ分け入っていく旅人の孤独と詩情が鮮やかに響き合っています。
榛の実に山雀通ふ梢かな
山口青邨【現代語訳】榛の実が豊かに実った木立の梢に、山雀が餌を求めてしきりに通ってきていることだ。【鑑賞】熟した木の実を好む山雀の素早い動きと、木漏れ日きらめく梢の情景が目に浮かび、山の自然の豊かな営みを感じさせます。

みんなの「榛の実」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「榛の実」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語