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苔桃の実(こけもものみ)は、高山や寒冷地のハイマツ帯・岩場などに自生するツツジ科の常緑小低木「コケモモ」が秋に結ぶ果実のことです。初夏に淡いピンク色の可憐な釣鐘形の花を咲かせた後、秋(8月下旬〜10月頃)になると、直径1センチに満たない艶やかな真紅の丸い実をつけます。厳しい風雪に耐えながら地を這うように広がる濃い緑の葉と、鮮烈な赤い実の対比は、澄み渡る秋の高山景観に美しい彩りを添えます。酸味が強く、果実酒やジャムなどにも親しまれています。
高山植物としての背景を活かし、岩肌や尾根筋、ハイマツ、山霧といった山岳特有の厳しい自然と対比させるのが効果的です。険しい岩場に小さく健気に輝く「真紅の鮮やかさ」や、実を口に含んだときの「鋭い酸味」、登山者の肌をなでる「冷気」など、視覚・味覚・触覚を刺激する描写を取り入れると、秋の高山の清冽な空気感がぐっと引き立ちます。
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