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「秋の山」は、秋を迎えて装いを変えつつある山全体の姿や風情を指す三秋の季語です。木々が色づき始める紅葉の美しさはもちろん、澄み渡った秋晴れの空にくっきりと浮かび上がる稜線、空気の冷涼さ、そしてどこか漂う静けさや寂寥感など、秋の山が持つ多彩な表情を包括的に捉えた言葉です。
「紅葉」など色鮮やかな特定の事象に焦点を絞るのではなく、山が醸し出す「空気感」「光」「静けさ」「距離感」などを大きくとらえるのがコツです。晴れ渡る秋の青空との対比、夕暮れ時の急な冷え込み、遠くから眺めた山のたたずまいなど、遠景から近景まで自身の視点の位置を意識して詠むと奥行きが出ます。
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