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米搗虫(こめつきむし)は、コメツキムシ科に属する甲虫の総称で、秋の季語です。この虫を仰向けに寝かせると、胸の関節をパチンと弾かせて高く跳ね起きる習性があります。その様子が、あたかも臼で米を搗(つ)いているように見えることからこの名が付きました。身近な庭や家の中にも現れる親しみ深い小さな虫です。
最大の魅力である「パチン」という特徴的な音や、ひっくり返っても健気に起き上がろうとするユーモラスな「動き」に着目するのがポイントです。小さな虫の必死な営みと、それを静かに見守る人間側の心情や、秋の夜のしんとした静けさを対比させることで、より叙情的な世界を描くことができます。
・「畳(たたみ)」「手のひら」「縁側」など、虫が接する場所 ・「パチン」「カチリ」などの擬音語 ・「夜長」「独り」「灯火」など、秋の静寂や孤独を象徴する言葉
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