秋雲

秋雲

あきぐも・しゅううん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来\n「秋雲(あきぐも・しゅううん)」は、秋の空に浮かぶ雲全般を指す三秋の季語です。夏の力強く湧き立つ道化た入道雲とは対照的に、秋の雲は湿度が下がって高く澄んだ空(秋高し)に浮かび、刷毛で掃いたような巻雲(筋雲)や、細かく散る巻積雲(鱗雲・鰯雲)など、どこか儚げで繊細な風情を見せます。大気の澄んだ冷涼感や、移ろいゆく季節の寂寥感、広がりを感じさせる季語です。\n\n### この季語で詠むコツ\n秋雲を詠む際は、雲そのものの形や白さの描写にとどまらず、「雲が流れていく速さ」「空の高さ・奥行き」「雲の影が落ちる地上の風景」などに目を向けると情景が立ち上がります。また、旅愁や孤独感、清々しさといった心情を雲の佇まいに託して詠むのも効果的です。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n・色彩・光:茜、白光、日ざし、青空、淡し\n・動詞:ちぎる、離る、流る、澄む、渡る\n・情景・事象:山並み、海、旅路、夕暮れ、古城、窓

秋雲」の俳句例 (3件)

秋雲のいづれも山を離れけり
臼田亜浪【現代語訳】秋の雲が、どれもこれも山頂からすっと離れて青空へ流れ去っていったことよ。\n【鑑賞】山肌を離れていく秋の雲の軽やかさと、どこまでも澄み渡る高い秋空の広がりを捉えた一句です。「いづれも」という言葉により、山と雲の距離感や爽快な季節の空気が鮮やかに伝わってきます。
秋雲のちぎれて遠く行かんとす
星野立子【現代語訳】秋の雲が小さくちぎれ、遙か遠くの空へと流れて去っていこうとしている。\n【鑑賞】風に吹かれてちぎれ、遠ざかっていく秋雲の儚さと動きを素直な言葉で捉えています。雲を見送る作者の心にある一抹の寂しさや旅情が、簡潔な描写の中に優しく込められています。
旅人の背に触れむばかり秋の雲
前田普羅【現代語訳】峠を行く旅人の背中に今にも触れそうなほど、秋の雲が間近に低く垂れ込めている。\n【鑑賞】高山や峠道を歩く旅人と雲との距離感を劇的に描いた名句です。秋の澄んだ冷気の中で、自然と人間が触れ合うかのような緊迫感と詩情が漂っています。

みんなの「秋雲」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋雲」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語